特許
J-GLOBAL ID:200903030857937130

プラズマディスプレイパネルの駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-223761
公開番号(公開出願番号):特開平11-065513
出願日: 1997年08月20日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】アドレス放電を確実化させ、画質の向上化が可能なプラズマディスプレイパネルの駆動方法を実現する。【解決手段】直前のサブフィールドで維持放電が発生し、荷電粒子が蓄積したセルのみ、リセットパルス51による放電を行い、荷電粒子が完全に消去する前(放電後、2〜20μsec以内)にY電極に正極性のY規制パルス56を印加して、マイナスの荷電粒子をY電極に集める。次に、X電極に正極性の規制パルス52を印加することで、アドレス電極にプラス荷電粒子を集める。これにより、次にY電極に与えられる負極性のスキャンパルス59a、59bによるY電極の電位と、アドレス電極に印加される正極性のアドレスパルス63によるアドレス電極の電位との差が大となり、アドレス放電を確実に行うことができる。
請求項(抜粋):
前面側ガラス基板に配置されている第1の電極群と、この第1の電極群に平行に配置され、独立に駆動可能な第2の電極群と、背面側ガラス基板に配置され、上記第1及び第2の電極群と垂直に交差し、かつ、独立に駆動可能な第3の電極群とを有し、上記第1及び第2の電極群と第3の電極群との交点により規定される複数の表示セルを備えるプラズマディスプレイパネルの駆動方法であり、上記表示セル内の荷電粒子量を制御するリセット期間と表示のための放電を行なうセルを規定するアドレス期間とを有し、上記リセット期間に、上記第1から第3の電極群に電圧が印加されない状態で上記表示セル内の荷電粒子で形成される電界により荷電粒子量を制御する放電を起こす駆動方法において、上記荷電粒子量を制御する放電後、第1の電極及び第2の電極に電圧を印加して上記表示セル内の荷電粒子量を制御することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法。

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