特許
J-GLOBAL ID:200903030858978582
等速ジョイントなどの保護ブーツの射出ブロー成形方法と、その装置及びこれに使用される成形金型
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山田 正国
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-142309
公開番号(公開出願番号):特開平9-300436
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 簡易に保護ブーツの一端に大径部を確実に射出ブロー成形可能とする。【解決手段】 ブロー・ダイヘッド16の環状溶融樹脂吐出口16bにその上端で連なるテーパ状の環状案内樹脂路17を、内径規制円筒ノズル12の上端に設けたテーパ状コア11と割型テーパ状ダイ14間に形成する。この環状案内樹脂路17の下端に連なる大径部形成用のキャビテイ18を内径規制円筒ノズル12と大径部成形金型コア13との間に形成する。この状態でブロー・ダイヘッド16の環状溶融樹脂吐出口16bから環状案内樹脂路17を通して大径部形成用のキャビテイ18内に溶融樹脂を射出し、環状の大径部B2及びこれに連なる内向きのテーパ部B4を成形する。
請求項(抜粋):
マンドレルと同径の小径部を一端部に、その他端部にこの小径部より大径の大径部を有し、これら両端部を連結する中間部を有する保護ブーツを射出ブロー成形するに際して、a)テーパ状コアを上端に有する内径規制円筒ノズルをこのコアの上面がブロー・ダイヘッドの下面に、密接する上限位置に位置決めし、このコアに対して割型テーパ状ダイをこの上面がブロー・ダイヘッドの下面に密接する状態で接近させ、かつ内径規制円筒ノズルの周面に大径部成形用金型コアを密接させ、前記ブロー・ダイヘッドの溶融樹脂吐出口にその上端で連なるテーパ状の環状案内樹脂路を前記テーパ状コアと割型テーパ状ダイ間に形成し、この環状案内樹脂路の下端に連なる大径部形成用のキャビテイを前記内径規制円筒ノズルと大径部成形金型コアとの間に形成する。b)前記溶融樹脂吐出口から前記環状案内樹脂路を通して大径部形成用のキャビテイ内に溶融樹脂を射出し、環状の内向きの突起を有する大径部及びこれに連なる内向きのテーパ部を成形する。c)ブロー・ダイヘッド下面から前記内径規制円筒ノズル、前記大径部成形用金型コア及び割型テーパ状ダイをこのブロー・ダイヘッドの軸線方向に一体として離反下降しながら、前記ブロー・ダイヘッドの環状溶融樹脂吐出口から溶融樹脂を押出し、前記テーパ部に連なる円筒パリソンを形成する。d)前記割型テーパ状ダイを前記テーパ状コアから離反させ、これに代わり、中央のマンドレル周面とブロー・ダイヘッド下面寄りの上端部で閉じた時に密接する小径部及び中間部成形用のブロー成形用金型を、この下面が大径部成形用金型コアの上面に密接し前記円筒パリソンに連なるテーパ部の一部を内径規制円筒ノズル乃至そのテーパ状コアとで挾持する状態で閉じる。e)上下を閉じた前記円筒パリソン内に圧力気体を吹き込んで内向き突起を有する前記小径部の成形と共にこの小径部と大径部を連結する管状中間部をブロー成形すると共に、この小径部寄りでブロー・ダイヘッドから円筒パリソンを喰い切る。f)前記小径部及び中間部成形用のブロー成形用金型及び前記大径部成形用金型コアを開き、成形した保護ブーツを前記マンドレル周面及び内径規制円筒ノズル周面から取り外す。以上a)乃至f)からなることを特徴とする等速ジョイントなどのための保護ブーツの射出ブロー成形方法。
IPC (8件):
B29C 49/04
, B29C 33/76
, B29C 49/50
, B29C 49/58
, F16D 3/84
, F16J 3/04
, B29L 22:00
, B29L 31:26
FI (6件):
B29C 49/04
, B29C 33/76
, B29C 49/50
, B29C 49/58
, F16D 3/84
, F16J 3/04 D
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