特許
J-GLOBAL ID:200903030871115488

相異なって強調される少なくとも2つの画像を生成するための核スピントモグラフィの作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-198845
公開番号(公開出願番号):特開平8-056931
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【構成】 ターボスピンエコーシーケンスにおいて励起時相(A)の近くに位置する核共鳴信号(S1-S3)を第1の原データマトリクス(M)の中へプロトン密度で強調された画像を得るために記入し、励起時相(A)から離れて位置する核共鳴信号(S3-S7)を第2の原データマトリクス(M2)の中へT2で強調された画像を得るために記入する。第1の原データマトリクス(M1)のためには、各々の励起時相(A)の後に、第2の原データマトリクス(M2)のためによりも少ない行を得る。これにより、既に著しく強くT2で強調された核共鳴信号がプロトン密度で強調された画像の獲得のために用いられる。
請求項(抜粋):
相異なって強調される少なくとも2つの画像を生成するための核スピントモグラフィの作動方法であって、この方法は次のステップを有しており、即ち;a)検査対象を一定の一様な磁界の中へ入れるステップ、b)励起時相(A)において第1の高周波パルス(RF1)の印加により検査対象における核スピンを励起させるステップ、c)読み出し時相(B)において多重に相次いで高周波リフォーカシング(再収束)パルス(RF2-RF8)を照射し、該パルスに、位相エンコード(符号化)-(GP)および読み出し勾配(GR)により局所エンコードされている、その都度に少なくとも1つの核共鳴信号(S1-S7)を後続させるステップ、d)ステップc)において得られた核共鳴信号(S1-S7)を走査検出して励起時相(A)の近傍に位置する核共鳴信号(S1-S3)を第1の原データマトリクス(M1)のK空間のそれぞれ1つの行の中にエントリし、励起時相(A)からは離れて位置する核共鳴信号(S3-S7)を第2の原データマトリクス(M2)のK空間のそれぞれ1つの行の中にエントリするステップ、e)ステップb)〜d)を、原データマトリクス(M1,M2)の全部の行が充てんされる迄、相異なる位相エンコード(符号)化により反復するステップ、f)原データマトリクス(M1,M2)からフーリェ変換によりその都度に1つの画像を作成するステップを有する、前記の核スピントモグラフィの作動法において、各々の励起時相(A)の後に第1の原データマトリクス(M1)に対しては、第2の原データマトリクス(M2)に対するよりも少ない行を形成することを特徴とする、相異なって強調される少なくとも2つの画像を生成するための核スピントモグラフィの作動方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01N 33/48
FI (2件):
A61B 5/05 311 ,  G01N 24/08 510 Y

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