特許

J-GLOBAL ID：200903030871517497

手動変速機のリバースミスシフト防止機構

発明者： 古矢 正彦
出願人/特許権者： 三菱自動車エンジニアリング株式会社 ,  三菱自動車工業株式会社
代理人 (1件)： 光石 俊郎 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-107155
公開番号（公開出願番号）：特開平10-299896
出願日： 1997年04月24日
公開日（公表日）： 1998年11月13日
要約：

【要約】【課題】 構造の簡略化により部品点数と取付工数を削減して小形トラック等の手動変速機に適用して有為な手動変速機のリバースミスシフト防止機構を提供する。【解決手段】 同一直線上に5速段と後退段とが設定された手動変速機において、シフトスライドレバー11を収容するアッパーケース2aと、上記シフトスライドレバー11がニュートラル位置から上記5速段側に動かされる際に、上記シフトスライドレバー11の爪部16の当接により回動して上記シフトスライドレバー11の上記5速段への移動を許容するとともに上記シフトスライドレバー11が上記5速段から上記後退段方向へ動かされる際に、上記シフトスライドレバー11の上記後退段への移動を妨げるレジスタンスプレート17とを有し、上記レジスタンスプレート17は、上記アッパーケース2aにボルト18により取り付けられるとともに上記ボルト18を上記回動の中心とした。

請求項（抜粋）：

運転者の変速操作に連動してセレクト方向及びシフト方向へ動かされるシフトスライドレバーにより所望の変速段を選択し、かつセレクト位置を挟んで同一直線上に前進変速段選択用となる第1シフト位置と後退変速段選択用となる第2シフト位置とが設定された手動変速機において、上記シフトスライドレバーを収容するケースと、上記シフトスライドレバーがニュートラル位置から上記第1シフト位置側に動かされる際に上記シフトスライドレバーの当接により回動して上記シフトスライドレバーの上記第1シフト位置への移動を許容するとともに上記シフトスライドレバーが上記第1シフト位置から上記第2シフト位置方向へ動かされる際に上記シフトスライドレバーの上記第2シフト位置への移動を妨げるレジスタンスプレートと、を有し、上記レジスタンスプレートは、上記ケースにボルトにより取り付けられるとともに上記ボルトを上記回動の中心とすることを特徴とする手動変速機のリバースミスシフト防止機構。