特許
J-GLOBAL ID:200903030872321782

ステアリングロック装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-151962
公開番号(公開出願番号):特開平7-009944
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 ステアリングロック装置において、ロックボデーのガイド部が破損した場合にロックバーが移動可能となることを防止する。【構成】 ガイド部4に係合部材14を移動可能に設け、この係合部材14をコイルばね18によりロックバー11側へ付勢する。ガイド部4の外面側に取り付けた支持部材19の他端部19bを係合部材14の係合溝15に係合させ、ロックバー11の側面に、係合部材14に対応する係合凹部24を形成する。自動車の急制動等に伴い、ガイド部4に膝等が当たってガイド部4が溝部12を起点に破損することに基づき支持部材19と係合溝15との係合が外れると、係合部材14が係合凹部24に係合し、ロックバー11の他端部11bがステアリングシャフト3側へ突出することを防止する。
請求項(抜粋):
キーによって回動操作されるキーシリンダを収納する筒状の本体部を有すると共に、この本体部からステアリングシャフト側へ向けて突設された筒状のガイド部を有したロックボデーと、前記キーシリンダの後方に該キーシリンダにより回動されるように設けられたカム部材と、前記ガイド部に沿って移動可能に設けられ、付勢手段によりステアリングシャフト側へ付勢されると共に前記カム部材の回動に応じて移動されるロックストッパーと、一端部がこのロックストッパーに係合して前記ガイド部にロックストッパーと一体的に移動するように設けられ、前記キーシリンダが施錠状態になされたときに他端部が前記ガイド部からステアリングシャフト方向へ突出してそのステアリングシャフトをロックするロックバーとを具備し、前記キーシリンダが施錠状態から作動状態へ回動操作されることに応じて前記カム部材によりロックストッパー及びロックバーを前記付勢手段の付勢力に抗してステアリングシャフト側とは反対方向へ移動させてステアリングシャフトに対するロックバーの係合を解除するようにしてなるステアリングロック装置において、前記ガイド部に前記ロックバーの移動方向と交差する方向に移動可能に設けられた係合部材と、この係合部材をロックバー側へ付勢する付勢手段と、前記ガイド部に前記係合部材に対して係脱可能に係合するように設けられ、その係合により係合部材を前記付勢手段の付勢力に抗して係合解除位置に保持する支持部材と、前記ロックバーに前記キーシリンダが作動状態になされたときに前記係合部材と対応するように形成された係合部とを備え、前記キーシリンダが作動状態になされた状態で前記ガイド部が破損することに基づき前記支持部材と係合部材との係合が外れたときに、係合部材が前記係合解除位置からロックバー側へ移動して前記係合部に係合することにより、ロックバーがステアリングシャフト方向へ突出することを規制する構成としたことを特徴とするステアリングロック装置。
IPC (2件):
B60R 25/02 ,  E05B 65/12

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