特許
J-GLOBAL ID:200903030872619994

多重列検出器配列体を有する螺旋走査計算機式断層撮影装置用の再構成法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-513180
公開番号(公開出願番号):特表平8-505309
出願日: 1993年11月03日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】種々のビーム角度で患者の投影を求める時に患者を並進させることにより患者を螺旋走査するX線計算機式断層撮影装置で、並進方向に沿って変位した多数の横列を持つ検出器配列体を用いる。多数の横列からの再構成されたボクセルの減衰値を組合せて、並進方向に沿って改善されたビーム分布を持つ像を発生する。X線の扇形ビームの発散及び螺旋走査を計算に入れたコーン・ビーム再構成法を用いて、スライス分布を更に改善する。ボクセルが所望のスライス平面の位置を中心としてその近辺に存在する様に、ボクセルを選ぶことが出来る。
請求項(抜粋):
被検体の像を作る計算機式断層撮影装置に於て、 並進軸線の回りの複数個のビーム角度にわたってビーム軸線を動かしながら、該ビーム軸線に沿ってX線ビームを送り出すX線源であって、該ビームが、焦点スポットから円錐形に発散すると共に、並進軸線に沿った第1の次元の縦列に且つ並進軸線に対して垂直な横軸線に沿った第2の次元の横列に並ぶように、ビーム軸線に対して2次元で相隔っている経路に沿った複数個の射線を含んでいるX線源と、 被検体を通過した後のX線ビームを受取り、並進軸線に沿った縦列及び横軸線に沿った横列に配列されている検出器素子の配列体であって、該検出器素子の横列及び縦列が前記の射線の横列及び縦列にそれぞれ対応し、各々の検出器素子がX線ビームの射線を受取って、そのX線の強度に関係する強度信号を発生し、横列の検出器素子の強度信号が複数個の1次元横列投影を形成している検出器素子の配列体と、 複数個のビーム角度にわたってビーム軸線が移動する間、複数個の並進位置にわたってX線源に対して並進軸線に沿って被検体を移動させる並進装置と、 横列投影の空間周波数に従って、投影集合の内の横列投影をフィルタ作用にかけるフィルタと、 投影集合の内の横列投影の各々の射線を該射線の経路に沿って逆投影して、各々が被検体の容積要素によるX線ビームの減衰を表す多数のボクセルに対するデータを発生する逆投影手段と、 予定のスライス平面の近くにある射線に関連する選ばれたボクセルを組合せて像スライスを形成する組合せ装置と、 像スライスの像を表示する表示装置とを有する計算機式断層撮影装置。
IPC (4件):
A61B 6/03 320 ,  A61B 6/03 321 ,  A61B 6/03 350 ,  G06T 1/00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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