特許
J-GLOBAL ID:200903030877678239
打抜きだれの少ないマルテンサイト系ステンレス鋼板およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-083405
公開番号(公開出願番号):特開平10-259458
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】打抜きだれの生成を抑制して後の研削工程の負荷軽減を実現することが可能なディスクブレーキ用マルテンサイト系ステンレス鋼板およびその製造方法を提供する【解決手段】本発明の課題は、C:0.005〜0.40質量%、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0質量%以下、Ni:1.0質量%以下、Cr:10〜18質量%、Cu:1.0質量%以下、N:0.10質量%以下を含み、残部が実質的にFeの組成をもち、焼鈍後のビッカース硬さが140〜200HVである鋼板に冷間圧延を施し、冷間圧延前のビッカース硬さに比べて、冷間圧延後のビッカース硬さの増加率が20〜40%の範囲となるように硬質化させたマルテンサイト系ステンレス鋼板によって達成される。該鋼板の硬質化は、焼鈍酸洗後の冷間圧延において5〜15%の範囲の圧下率を施すことにより達成される。また、冷間圧延は、酸洗および冷間圧延を連続して実施可能な一ライン内に設けられた出側圧延機にて施すことが生産性の点からは望ましい。
請求項(抜粋):
C:0.005〜0.40質量%、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0質量%以下、Ni:1.0質量%以下、Cr:10〜18質量%、Cu:1.0質量%以下、N:0.10質量%以下を含み、残部が実質的にFeの組成をもち、焼鈍後のビッカース硬さが140〜200HVである鋼板に冷間圧延を施し、冷間圧延前(焼鈍後)のビッカース硬さに比べて、冷間圧延後のビッカース硬さの増加率が20〜40%の範囲となるように硬質化させたことを特徴とする打抜きだれの少ないマルテンサイト系ステンレス鋼板。
IPC (5件):
C22C 38/00 302
, B21B 3/02
, C21D 8/02
, C21D 9/46
, C22C 38/42
FI (5件):
C22C 38/00 302 Z
, B21B 3/02
, C21D 8/02 D
, C21D 9/46 Q
, C22C 38/42
前のページに戻る