特許
J-GLOBAL ID:200903030878339527

アップコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 邦夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314356
公開番号(公開出願番号):特開平9-162699
出願日: 1995年12月01日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】帯域制限フィルタを簡略化できるアップコンバータを提案する。【解決手段】ゼロ挿入手段と帯域制限フィルタとで入力信号をN/M倍にアップコンバートするときで、FC(z)をくし型フィルタで構成したとき上述の帯域制限フィルタFT(z)を、FT(z)=FC(z)・FR(z)で表せるようにすることによって、このアップコンバータとして、N/M倍のクロックで動作するレジスタとフィルタFR(z)のみで構成し、上述したゼロ挿入手段と、くし型フィルタFC(z)をそれぞれ省略しても、N/M倍にアップコンバートした出力信号が得られるようにした。これで回路構成の簡略化を図る。
請求項(抜粋):
サンプリングレートがMの入力信号をサンプリングレートをN(N>M)(M,Nは互いに素な正の整数)とする出力信号にアップコンバートするに際して、このアップコンバータが、入力信号に対しゼロ′′0′′を挿入して入力レートMを最小公倍数MNのレートに変換するゼロ挿入手段と、このレート変換後の入力信号を帯域制限して出力レートNの出力信号を得る帯域制限フィルタFT(z)とで構成される場合、帯域制限フィルタFC(z)を、【数1】で表すことができるくし形フィルタに選んだとき、上記帯域制限フィルタFT(z)が、FT(z)=FC(z)・FR(z)で表わせるように、上記帯域制限フィルタFR(z)を設定することによって、N/Mをクロック周波数とするレジスタと、その出力を帯域制限する上記帯域制限フィルタFR(z)とでアップコンバート処理できるように構成され、上記レジスタにサンプリングレートMの入力信号が供給されるようになされたことを特徴とするアップコンバータ。
IPC (2件):
H03H 17/00 621 ,  H03H 17/00
FI (2件):
H03H 17/00 621 K ,  H03H 17/00 621 G
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-235407
  • 特開平4-151908

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