特許
J-GLOBAL ID:200903030886058642

車両の振動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-284070
公開番号(公開出願番号):特開平6-106998
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】車室内へのエンジンからの伝達振動低減と、エンジンの過大変位防止とを行なう。【構成】エンジン2の車体への取付用となるマウント部材3には、主液室14と副液室21とが形成されると共に、液室14と21とを連通するオリフィス24が形成されている。主液室14の容積変化を行なわせるアクチュエ-タ19のコイル18に対して、エンジンの回転振動が車室において低減されるように、例えば最適化手法により生成された交流波(高周波)が付与される。エンジン2が過大変位しようとするときは、コイル18への低周波での交流波付与によって、オリフィス24を流れる流量を増加させて、減衰機能を高める。
請求項(抜粋):
エンジンを車体に支持すると共に、エンジンからの伝達振動が車両の所定空間で低減されるように低減用振動を発生するためのアクチュエ-タが組込まれたマウント部材と、前記アクチュエ-タから出力される低減用振動を制御する第1制御手段と、前記マウント部材に組込まれ、前記第1制御手段の制御対象となる周波数域よりも低周波の振動を減衰するように設定されると共に、前記アクチュエ-タの低周波での作動に応じて減衰特性が変更される減衰手段と、エンジンが車体に対して過大変位しようとする所定状態となったとき、前記減衰手段の減衰作用を高めるように前記アクチュエ-タを制御する第2制御手段と、を備えていることを特徴とする車両の振動低減装置。
IPC (2件):
B60K 5/12 ,  F16F 13/00
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-046036
  • 特開昭61-002939
  • 特開昭63-235739

前のページに戻る