特許

J-GLOBAL ID：200903030887479196

自動車触媒高耐熱型メタル担体用Fe-Cr-Al系合金箔

発明者： 深谷 益啓 ,  大村 圭一 ,  山中 幹雄
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 青木 朗 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-077649
公開番号（公開出願番号）：特開平5-277378
出願日： 1992年03月31日
公開日（公表日）： 1993年10月26日
要約：

【要約】【目的】 900°C以上の排気ガスにも耐えられる高耐熱型メタル担体を構成するところの、構造耐久性に優れ、かつ熱間加工性、熱延板靭性等の製造性にも優れた耐熱ステンレス鋼箔を提供することを目的とする。【構成】 Fe-Cr-Al合金に、安価なYミッシュ(Y60%程度、Gd〜Luの重希土の35%程度およびLa〜Euの軽希土5%程度から構成される。)を添加して耐酸化性を確保し、さらにNb,Ta,Mo,Wのうち少なくとも一種以上添加することによって該合金の高温耐力を改善する。【効果】 900〜1000°Cの排気ガスによるエンジン冷熱耐久試験に耐えられる。加えて製造コストをより低く抑えることが可能である。

請求項（抜粋）：

重量%で、Ym:0.01%超0.5%以下(ただしYmは、Yを60%程度、希土類元素のうちGd,Tb,Dy,Ho,Er,Tm,Yb,Luの重希土を35%程度および希土類元素のうちLa,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Euの軽希土を5%程度から構成される。)Al:4.5%以上6.5%以下Cr:13%以上25%以下C:0.025%以下N:0.02%以下C+N:0.03%以下に加えてNb:(93・C%/12+93・N%/14)×1.2以上3%以下またはTa:(181・C%/12+181・N%/14)×1.5以上3%以下の少くとも一種をNb+Ta:3%以下で含み、かつ残部Feおよび不可避的不純物からなることを特徴とする自動車触媒高耐熱型メタル担体用Fe-Cr-Al系合金箔。

IPC (6件)：

B01J 35/04 301 ,  B01D 53/36 ,  B01J 23/86 ,  B01J 35/04 321 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/26