特許

J-GLOBAL ID：200903030887569063

エリアマッチング処理方法

発明者： 松本 幸則
出願人/特許権者： 三洋電機株式会社
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-223912
公開番号（公開出願番号）：特開平10-063841
出願日： 1996年08月26日
公開日（公表日）： 1998年03月06日
要約：

【要約】【課題】 正規化相関をとってエリアマッチングを行うとき、画像の平均濃度の合せ込み処理により、偶然プロファイルが一致する画像が誤って対応箇所とされる。【解決手段】 正規化相関をとるとき、画像の平均濃度の合せ込み量にしきい値、すなわち上限を設ける。ステレオカメラシステムの左右映像のマッチングをとる場合、しきい値は例えばカメラ特性の差の上限とする。この結果、カメラ特性の差を良好に吸収しつつ、それを超えて異なる平均濃度については過度の合せ込みが回避される。山の稜線の画像エリアA0 の角度と木の輪郭線の角度が偶然一致するような場合、これらが対応領域として誤判定される可能性が低下し、正しく山の稜線の画像エリアA3 が発見される可能性が高まる。

請求項（抜粋）：

2つの画像間の対応をエリアマッチングによって求めるとき、それらの画像間の平均濃度値の補正の上限としてしきい値を設けたマッチング計算を用いることを特徴とするエリアマッチング処理方法。