特許
J-GLOBAL ID:200903030888026993

カチオン塗料バインダーの調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-114693
公開番号(公開出願番号):特開平5-171108
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、プロトン化後希釈でき、フェノールの変性アルキル化生成物に基づく自己架橋型カチオン塗料バインダーに関し、又、この方法により調製されたバインダー、及び、水希釈できる塗料調合用の使用、特に、陰極塗着可能な電着塗料に関し、この方法は、少なくとも第二アミノ基を含むフェノールのアミノアルキル化生成物をエポキシ化合物と反応させ、温度処理後、反応生成物を部分的にブロック化したイソシアネート化合物と反応させることを特徴としている。【効果】 本方法は130〜150°Cの焼付温度が可能なブロック剤の使用を可能にする。
請求項(抜粋):
プロトン化後希釈でき、フェノールの変性アミノアルキル化生成物に基づく自己架橋型カチオン塗料バインダーの調製方法において、(1) 平均して一分子当り少なくとも一つのNH基を含むアミノアルキル化生成物を、一つ又は適当であれば二つのフェノール性ヒドロキシル基を有するモノアルキルフェノール及び/又はモノアリールフェノール及び/又はモノアリールアルキルフェノールの1モルと、第一アルキルアミン及び/又は第一アルカノールアミン及び/又は第一-第三アルキルジアミンの1乃至2モルと、第一アミノ基と等モル量のホルムアルデヒドとより得、(2) 該アミノアルキル化生成物を、脂肪族及び/又は芳香族ジエポキシ化合物及び適当であればモノエポキシ化合物の、存在する第二アミノ基に等価な量と反応させ、(3) フェノール性ヒドロキシル基の50乃至100モル%、好適には95乃至100モル%を好適には脂肪族のモノエポキシ化合物と徐々に又は同時に反応させ、(4) エポキシ基の完全反応後、バッチを100乃至130°C、好適には115乃至125°Cの温度で最低粘度に達するまで保ち、最終的に、(5) 反応生成物の第二ヒドロキシル基の一部若しくは全てを遊離NCO基を含む半ブロック化したジイソシアネート及び/又はポリイソシアネート化合物と反応させる、ことを特徴とするカチオン塗料バインダーの調製方法。
IPC (5件):
C09D175/04 PHP ,  C08G 18/54 NEJ ,  C08G 18/58 NEK ,  C08G 18/80 NFM ,  C09D 5/44 PRJ

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