特許
J-GLOBAL ID:200903030888295960

パワーウインド装置の挟み込み検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-311238
公開番号(公開出願番号):特開2001-132333
出願日: 1999年11月01日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 各移動領域に設定した補正基準値を移動領域内で変化させ、挟み込みの検出を高検出精度で行うパワーウインド装置の挟み込み検知方法を提供する。【解決手段】 ウインド開閉モーター4、モーター駆動部3、パルス発生部5、MCU2、ウインド開閉スイッチ1を備え、ウインド全移動範囲を複数移動領域に分割し、各移動領域に基準中央値Aと基準許容値Nと基準値Kを設定し、MCU2は、ウインド開閉時のモータートルク値を逐次検出し、検出したモータートルク値と移動領域に設定した基準値Kを比較し、前者が後者を超えると挟み込みがあったと判断してモーター4を停止または逆転するもので、MCU2は、各移動領域別に、補正基準中央値B、変化率α、補正係数β、補正基準値Cを求め、この補正基準値Cを移動領域の中点の補正基準値とし、隣接する移動領域の中点の補正基準値Cを直線で結んだ補正基準線cを設定し、各移動領域別に補正基準線cとモータートルク値とを比較し、挟み込みの有無を判断する。
請求項(抜粋):
ウインドを開閉するモーターと、前記モーターを駆動するモーター駆動部と、前記モーターの回転時にパルスを発生するパルス発生部と、各部を制御するマイクロ制御ユニットと、ウインド開閉用手動スイッチとを備え、前記ウインドの全移動範囲を複数の移動領域に分割し、各移動領域別に基準中央値と基準許容値及び前記基準中央値と前記基準許容値とを加算した基準値を設定し、前記マイクロ制御ユニットは、前記ウインド開閉時のモータートルク値を逐次検出し、ウインドが位置する移動領域で検出したモータートルク値と前記移動領域に設定した前記基準値とを比較し、前記モータートルク値が前記基準値を超えたときに前記ウインドに挟み込みがあったと判断して前記モーターを駆動停止または逆転するパワーウインド装置の挟み込み検知方法であって、前記マイクロ制御ユニットは、各移動領域別に、検出したモータートルク値の平均値を表す補正基準中央値を求め、求めた補正基準中央値を対応する基準中央値で除算して変化率を求め、求めた変化率に基づいて補正係数を算出し、算出した補正係数を対応する基準値に乗算して補正基準値を求め、求めた補正基準値を対応する移動領域の中点の補正基準値とするとともに、隣接する移動領域の中点の補正基準値を直線で結んだ補正基準線を設定し、各移動領域別に前記補正基準線と前記検出したモータートルク値とを比較して前記ウインドの挟み込みの有無を判断することを特徴とするパワーウインド装置の挟み込み検知方法。
IPC (3件):
E05F 15/20 ,  B60J 1/00 ,  E05F 15/16
FI (3件):
E05F 15/20 ,  B60J 1/00 C ,  E05F 15/16
Fターム (23件):
2E052AA09 ,  2E052BA02 ,  2E052CA06 ,  2E052EA14 ,  2E052EB01 ,  2E052GA10 ,  2E052GB06 ,  2E052GB12 ,  2E052GC06 ,  2E052GD03 ,  2E052GD09 ,  2E052HA01 ,  2E052KA13 ,  3D127AA00 ,  3D127AA02 ,  3D127BB01 ,  3D127CB05 ,  3D127DF04 ,  3D127DF34 ,  3D127DF35 ,  3D127FF02 ,  3D127FF08 ,  3D127FF20

前のページに戻る