特許
J-GLOBAL ID:200903030893338561
マルテンサイト系析出硬化型ステンレス鋼の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-177124
公開番号(公開出願番号):特開2002-363645
出願日: 2001年06月12日
公開日(公表日): 2002年12月18日
要約:
【要約】【課題】 熱間加工後に十分な冷間加工率で冷間圧延又は冷間伸線加工を行うことができ、固溶化処理後の加工性が良好なマルテンサイト系析出硬化型ステンレス鋼を提供する。【解決手段】 ステンレス鋼の組成を、C:0.01乃至0.03質量%、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0質量%以下、P:0.05質量%以下、S:0.05質量%以下、Cr:14乃至17.5質量%、Cu:3乃至5質量%、Ni:3乃至5質量%、Nb:0.15乃至0.45質量%、N:0.03質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成とする。このステンレス鋼の鋳塊を熱間加工し、この熱間加工材に対し冷間加工率が25乃至50%の条件で冷間圧延加工又は冷間伸線加工し、この冷間加工材に対し温度が920乃至1000°Cの条件で固溶化処理し、固溶化処理の結晶粒径を粒度番号で6以上、ロックウェル硬さをHRC30以下とする
請求項(抜粋):
C:0.01乃至0.03質量%、Si:1.0質量%以下、Mn:1.0質量%以下、P:0.05質量%以下、S:0.05質量%以下、Cr:14乃至17.5質量%、Cu:3乃至5質量%、Ni:3乃至5質量%、Nb:0.15乃至0.45質量%、N:0.03質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成を有する鋳塊を熱間加工する工程と、この熱間加工材に対し冷間加工率が25乃至50%の条件で冷間圧延加工又は冷間伸線加工を施す工程と、この冷間加工材に対し温度が920乃至1000°Cの条件で固溶化処理を行う工程と、を有し、前記固溶化処理の後に結晶粒径が粒度番号で6以上、ロックウェル硬さがHRC30以下のマルテンサイト系析出硬化型ステンレス鋼を製造することを特徴とするマルテンサイト系析出硬化型ステンレス鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/06
, C22C 38/00 302
, C22C 38/48
, C22C 38/54
FI (4件):
C21D 8/06 B
, C22C 38/00 302 Z
, C22C 38/48
, C22C 38/54
Fターム (15件):
4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA13
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032BA01
, 4K032BA02
, 4K032CG01
, 4K032CH05
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