特許
J-GLOBAL ID:200903030904844073

過酸化物キュア可能なフルオロエラストマ-組成物、その製法および応用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-174770
公開番号(公開出願番号):特開2000-034381
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 機械的性質、弾性および圧縮セット性に優れたキュァ製品を与え、加工性にすぐれたフルオロエラストマー組成物を提供する。【解決手段】下記(a)、(b)および(c)の混合物を含む過酸化物キュア可能な組成物。(a)ムーニー粘度ML>60、ヨウ素含量0.01-3%のフルオロエラストマー20-70%、(b)ML20-60、ヨウ素含量0.2-5%のフルオロエラストマー0-70%、(c)ML1- 20、ヨウ素含量>0.3%のフルオロエラストマー5-60%;上記(a)、(b)および(c)は、式:R1R2C = CR3 -Z- CR4 = CR5R6 (R1〜R6はHまたはアルキル、Zは、Oを含んでいてもよい、フッ素化アルキレンもしくはシクロアルキレン基または(パー)フルオロポリオキシアルキレン基)で表わされるビスオレフィン単量体の構造単位を有する。
請求項(抜粋):
実質的に下記フルオロエラストマー(a)、(b)および(c)の混合物を含むことを特徴とするキュア可能なフルオロエラストマー組成物。(a)121°Cにおけるムーニー粘度ML(1+10)が60ポイントより大きく、ヨウ素含有量が0.01〜3重量%であるフルオロエラストマー20〜70重量%、(b)121°Cにおけるムーニー粘度ML(1+10)が20ポイントより大きく、60ポイント未満であり、ヨウ素含有量が0.2〜5重量%であるフルオロエラストマー0〜70重量%、(c)121°Cにおけるムーニー粘度ML(1+10)が1〜20ポイントであり、ヨウ素含有量が0.3重量%より大であるフルオロエラストマー5〜60重量%;上記121°Cにおけるムーニー粘度ML(1+10)はASTM D1646に基づき測定される値であり、上記フルオロエラストマー(a)、(b)および(c)は、下記一般式(I):(式(I)中、R1、R2、R3、R4、R5、R6は、互いに同一であっても相異してもよく、水素原子およびC1-C5アルキル基から選ばれ、Zは、線状もしくは分岐状の、酸素原子を含んでいてもよい、好ましくは少なくとも部分的にフッ素化されたC1-C18アルキレンもしくはシクロアルキレン基、または(パー)フルオロポリオキシアルキレン基である)で表わされるビスオレフィン単量体から導かれる構造単位を有する。
IPC (4件):
C08L 27/12 ,  C08F 6/12 ,  C08F 14/18 ,  C08F 16/24
FI (4件):
C08L 27/12 ,  C08F 6/12 ,  C08F 14/18 ,  C08F 16/24
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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