特許
J-GLOBAL ID:200903030916761742

弁開閉時期制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-313271
公開番号(公開出願番号):特開平9-151709
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】カムシャフトの位相を変えて内燃機関の弁開閉時期を制御する形式として、ベーンタイプの弁開閉時期制御機構を用いる場合に、作動流体中の異物によるベーンへの弊害を排除する。【解決手段】弁開閉時期制御機構16は、ベーン18を有する内周のロータ17と、内周部に凹溝19aを円陣状に有し、該凹溝19aをロータ17を同軸状に内包し上記ベーン18をピストンとして収嵌した圧力室とする環状ハウジング部材19等からなり、ロータ17が環状ハウジング部材19に対し移相してカムシャフトの位相を変える。そして、上記各凹溝19aの左右の外周隅部には圧力室の軸方向に貫通してそれぞれ作動油中の異物溜まりとなる溝36、37が形成されている。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランププーリからの回転動力がタイミングプーリを介して伝達されるカムシャフトと上記タイミングプーリとの間又は該カムシャフトと別のカムシャフトとの間で運転状態に応じた位相の可変を行う弁開閉時期制御装置であって、放射方向に延びる複数のベーンをもち、上記カムシャフトに一体化されたロータ及び該ロータを内包して該ロータとの間で上記各ベーンをそれぞれ収嵌するように各進角用と遅角用の作動流体が作用する複数の圧力室を円陣状に形成したハウジング部材からなる弁開閉時期制御機構と、上記各圧力室の左右の外周隅部に形成された異物溜まりとしての溝とを具備することを特徴とする弁開閉時期制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-175738
  • 特開昭62-292902

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