特許
J-GLOBAL ID:200903030917181677

車軸駆動装置の中立復帰機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 寿一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-166225
公開番号(公開出願番号):特開平10-009385
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 HST式変速装置の可動斜板の操作力をなくしたときに、可動斜板が中立位置に自動的に復帰したときに、急激なダイナミックブレーキがかかりショックが大きいものであった。【解決手段】 HST式変速装置において、可動斜板11が傾倒した状態から中立復帰するとき、油圧回路に発生する作動油の圧力を受けて伸長動作するピストン体64を設け、該ピストン体64をコントロールアーム39もしくはコントロールに追従する部材に対して圧接させ、かつ中立付近ではコントロールアーム39に設けた溝部39d・39dより、油圧を逃がすように構成した。
請求項(抜粋):
可動斜板を備える油圧ポンプと油圧モータとを閉回路にて流体接続し、可動斜板に係合したコントロールアームによって、可動斜板を中立位置より傾転させて、油圧ポンプの吐出油量を変更し、油圧モータに無段の変速回転を得るように構成したHST式変速装置であって、コントロールアームに人為的な操作力を作用させないときに傾転した状態の可動斜板を中立位置に自動復帰させるための付勢手段を備えた前記HST式変速装置において、可動斜板を中立位置より、傾転させたときに油圧ポンプから吐出される作動油の圧力を受けて伸長動作するピストン体を設け、該ピストン体を前記コントロールアームもしくはコントロールに追従する部材に対して圧接させるように構成したことを特徴とする車軸駆動装置の中立復帰機構。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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