特許
J-GLOBAL ID:200903030922504000
モータの制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-092837
公開番号(公開出願番号):特開2001-286181
出願日: 2000年03月30日
公開日(公表日): 2001年10月12日
要約:
【要約】【課題】 モータの制御方法において、誘起電圧波形の高調波を除去してトルクリップルを低減する。【解決手段】 交流電源1をAC/DC変換回路2で直流に変換してモータ4を駆動するインバータ回路3に供給する一方、モータ4をPWM制御する制御回路12は、誘起電圧の大きさ、モータの回転数および駆動電流の大きさを当該モータの制御範囲で複数段階に分け、これら各段階毎に高調波成分算出部12bで誘起電圧をフーリエ級に展開し、このフーリエ級数から誘起電圧に含まれている高調波を算出する。この算出した高調波成分の位相を位相補正部12cで180度ずらした補正値を算出し、この算出した補正値を記憶部12dに記憶しておく。モータ4のPWM制御時に、予め記憶されている記憶部12dの補正値を読み出してPWM発生部10cで現PWM制御に加味し、インバータ回路3の各トランジスタを駆動する。
請求項(抜粋):
交流電源をAC/DC変換手段で直流に変換して当該モータを駆動するためのインバータ手段に供給し、該インバータ手段のスイッチング素子をPWM制御し、前記モータの非通電相に発生する誘起電圧により回転子の位置を検出し、該位置検出をもとにして前記モータの通電を切り替えるモータの制御方法において、前記誘起電圧の大きさ、前記モータの回転数および駆動電流の大きさを前記モータの制御範囲で複数段階に分け、これら各段階毎に前記誘起電圧波形を取り込んでフーリエ級数に展開し、該展開したフーリエ級数から前記誘起電圧波形の高調波成分を算出し、該算出した高調波成分の位相を所定値ずらして補正値として記憶手段に記憶しており、前記モータのPWM制御時には、誘起電圧の大きさ、前記モータの回転数および駆動電流の大きさを検出して前記記憶手段から読み出した補正値を、同PWM制御に加味して前記インバータ手段のスイッチング素子を駆動し、前記誘起電圧波形の高調波成分を除去するようにしたことを特徴とするモータの制御方法。
Fターム (16件):
5H560AA02
, 5H560BB04
, 5H560BB07
, 5H560BB12
, 5H560DA13
, 5H560DB13
, 5H560DC12
, 5H560EB01
, 5H560EC02
, 5H560RR01
, 5H560SS07
, 5H560TT07
, 5H560TT11
, 5H560TT15
, 5H560UA02
, 5H560XA12
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