特許
J-GLOBAL ID:200903030924285011

オゾン分解用の触媒反応炉を含む環境制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高山 敏夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-510099
公開番号(公開出願番号):特表2000-517235
出願日: 1997年08月18日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】オゾンを含む加熱された空気流を導入し調整して輸送装置内の居住空間へ供給する輸送装置用の環境制御システム。このシステムは触媒反応炉を備え、触媒反応炉はハウジングとハウジングの全体として円筒状の部分内に配置されるコア構造体とを含む。コア構造体はオゾンを含む空気がコア構造体の入口端部と出口端部との間を流れるに伴い、空気中に存在するオゾンの少なくとも一部を効果的に分解する触媒的に活性な金属合金から作られる。触媒的に活性な金属合金は銀を含む金属合金であり、主成分として銀および銅を含む。触媒的に活性な金属合金はオプションとして低温用途での使用で熱的に活性化される。コア構造体は複数のフィン装置を備え、反応炉のハウジングに対しろう付けされ、各フィン装置は環形リングとして構成され、リングは反応炉の軸方向に延びる中心軸を中心に全体として互いに同心に配置され、各フィン装置は半径方向に隣接するフィン装置に対しろう付けされて半径方向に隣接する対のフィン装置間で重なることを防止し得る。このシステムには更に少なくとも1の熱交換器が含まれ、反応炉から放出される空気流を冷却して輸送装置の居住空間へ供給するため、熱交換器は触媒反応炉の下流に配置されてなる。
請求項(抜粋):
ハウジング(73)と、銀を含む金属合金から作られた熱的に柔軟なコア構造体(10)とを備え、コア構造体(10)には複数の湾曲した流路が形成され、コア構造体(10)はオゾンと反応する流路面を有し、熱的に柔軟なコア構造体(10)はハウジング内に設けられてなる触媒反応炉(74)。
IPC (4件):
B01J 23/50 ,  B01D 53/86 ,  B01J 19/24 ,  B01J 23/80
FI (4件):
B01J 23/50 M ,  B01J 19/24 A ,  B01J 23/80 M ,  B01D 53/36 F

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