特許
J-GLOBAL ID:200903030929641614

コンクリート構造物の継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-220331
公開番号(公開出願番号):特開平7-071195
出願日: 1993年09月03日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】 接合強度を確保しながらも目地幅を小さくでき、その結果コストが抑えられるとともに品質管理も容易となるコンクリート製プレキャスト床版の継手構造を提供する。【構成】 接合する床版50の接合端部50Aにそれぞれ埋設した第1の継手金具10の嵌合孔11に、第2の継手金具20の嵌合部22を収納し嵌合孔22に溶融金属等の固化材41を充填し、両継手10、20を固着させる構造とした。
請求項(抜粋):
コンクリート製プレキャスト床版等の版状のコンクリート構造物を、面方向に並べた状態で互いに接合させるための継手構造であって、少なくとも上方への上部開口と、その周部の一部に上部開口に連通する周部開口とが形成され、その内部が嵌合孔とされた、横断面が略U字状の筒状の第1の継手金具を、互いに接合する前記コンクリート構造物の双方の接合端部に、その軸線をコンクリート構造物の厚さ方向に沿わせるかあるいは厚さ方向に対して斜めに配するとともに、前記上部開口を上面に、前記周部開口を接合端面にそれぞれ臨ませて各開口より前記嵌合孔が外部に連通する状態で埋設し、これら第1の継手金具の前記周部開口を互いに対向させ、その対向状態において、これら第1の継手金具の周部開口にわたる連結部と、この連結部の両端に一体に形成され、第1の継手金具の内部に収納されて周部開口から離脱不能な嵌合部とを有する第2の継手金具を、前記各嵌合部を双方の第1の継手金具の嵌合孔に上部開口から挿入して接合する各コンクリート構造物を連結し、嵌合孔の内部に固化材を充填して第1の継手金具と第2の継手金具の嵌合部とを固着させてなることを特徴とするコンクリート構造物の継手構造。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭63-014996
  • 特開平4-254612
  • 特開昭48-016432
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-014996
  • 特開平4-254612
  • 特開昭48-016432

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