特許
J-GLOBAL ID:200903030933006800

始動兼発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-046030
公開番号(公開出願番号):特開平9-014108
出願日: 1996年03月04日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】耐久性に優れ、小型軽量な始動兼発電装置の提供。【解決手段】リングギヤ8に噛み合うピニオンギヤ7bを有する駆動軸7が、回転子2の回転軸20の外周に設けられており、径方向の体格が小さくできる。エンジンの始動時に、回転子2の回転を遊星歯車減速機構4で減速して第1の一方向クラッチ6b及び駆動軸7を介してリングギヤ8に伝達し、エンジン始動後に、リングギヤ8に駆動されるピニオンギヤ7bの回転を駆動軸7、第2の一方向クラッチ6aを介して回転軸20に直接伝達するので、エンジン始動時に第2の一方向クラッチ6aは、高速回転する回転軸20と、減速されて回転軸20と同一方向に回転する駆動軸7との相対回転を吸収するように空転する。エンジンにより高速回転される駆動軸7と、減速機構によって減速されて駆動軸7と同一方向に低速回転する減速軸5との間の相対回転は第1の一方向クラッチ6bの空転により吸収される。
請求項(抜粋):
回転軸を有する回転子と、前記回転軸の外周に設けられ、前記回転軸の軸心と略同一軸心を有するとともに、エンジンのリングギヤに噛み合うピニオンギヤを有し、かつハウジングに回転自在に保持される駆動軸と、前記回転軸に設けられたサンギヤと、このサンギヤに噛み合うプラネタリギヤと、このプラネタリギヤに噛み合うインターナルギヤとからなる減速機構と、この減速機構によって前記回転子から減速された回転が伝達される減速軸と、前記減速軸と前記駆動軸との間に設けられ、前記減速軸から前記駆動軸へのみ回転を伝達する第1の一方向クラッチと、前記駆動軸と前記回転軸との間に設けられ、前記駆動軸から前記回転軸へのみ伝達する第2の一方向クラッチと、を備え、前記エンジンの始動時、前記回転子の回転を前記減速機構で減速し、前記減速軸、前記第1の一方向クラッチ、前記駆動軸を介して、前記リングギヤに伝達して前記エンジンを駆動し、前記エンジンの始動後、前記リングギヤの回転を前記駆動軸、前記第2の一方向クラッチを介して、前記回転軸に伝達して前記回転子によって発電させることを特徴とする始動兼発電装置。
IPC (3件):
F02N 11/04 ,  F02N 11/00 ,  F02N 15/02
FI (5件):
F02N 11/04 A ,  F02N 11/00 P ,  F02N 11/00 J ,  F02N 15/02 M ,  F02N 15/02 A

前のページに戻る