特許
J-GLOBAL ID:200903030936606603

軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282858
公開番号(公開出願番号):特開平11-107305
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 2種類の弾性材料からなるシール手段を内側ブッシュの内,外に設けることにより、シール性および耐久性を向上させるようにする。【解決手段】 内側ブッシュ17には、鍔部17Bとアームボス12との間に位置して第1のシール装置23を設け、シール溝17Cと連結ピン14との間に位置して第2のシール装置28を設ける。そして、シール装置23は、外側ブッシュ16と内側ブッシュ17との摺動面をシールする。また、シール装置23には、鍔部17Bの外周面に弾性的に摺接するシールリングと、このシールリングを鍔部17Bに弾性的に押付ける弾性リングとを設け、シールリングの締付け力が緩んだ場合には、この締付け力を弾性リングの復原力によって補償する。さらに、シール装置28にも、他のシールリングと弾性リングとを設ける。
請求項(抜粋):
軸方向にブッシュ嵌着穴が形成されたボス部材と、前記ボス部材の軸方向両側に設けられた相手方部材と、前記ボス部材のブッシュ嵌着穴内に挿通され、前記ボス部材を相手方部材に回動可能に連結する連結ピンと、前記ボス部材のブッシュ嵌着穴内に嵌着された外側ブッシュと、外周側が前記外側ブッシュ内に摺動可能に嵌合されると共に内周側が前記連結ピンに嵌着され、前記外側ブッシュの端面と軸方向で摺接する鍔部が径方向外向きに突出して設けられた内側ブッシュと、前記内側ブッシュの鍔部とボス部材との間をシールする第1のシール手段と、前記内側ブッシュと連結ピンとの間をシールする第2のシール手段とからなる軸受装置において、前記第1のシール手段は、前記ボス部材のブッシュ嵌着穴内に取付けられる金属リングと、前記金属リングの内周側に固着され、前記内側ブッシュの鍔部外周面に弾性的に摺接するリップ部が径方向内向きに突出して設けられた第1のシールリングと、前記金属リングと第1のシールリングのリップ部との間に弾性変形状態で装着され、このリップ部を前記内側ブッシュの鍔部に弾性的に押付ける第1の弾性リングとから形成し、前記第2のシール手段は、外周側が前記鍔部の内周側に形成したシール溝内に取付けられる取付部となり、内周側が径方向内向きに突出して前記連結ピンの外周面に弾性的に当接するリップ部となった第2のシールリングと、前記第2のシールリングの取付部とリップ部との間に弾性変形状態で装着され、このリップ部を前記連結ピンに弾性的に押付けると共に前記シール溝内に弾性的に当接する第2の弾性リングとから構成したことを特徴とする軸受装置。
IPC (2件):
E02F 3/36 ,  E02F 9/00
FI (2件):
E02F 3/36 B ,  E02F 9/00 A

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