特許
J-GLOBAL ID:200903030937684977
パケット交換網におけるフロー制御方式
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-075768
公開番号(公開出願番号):特開平10-271132
出願日: 1997年03月27日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 分岐点に帰属する宛先端末のうちの最悪値に従ったリンク中の全ての宛先端末の通信レートの規制に起因する回線使用効率の低下を防止する。【解決手段】 ATMネットワーク中、p-mpコネクションに当たる例えばATM交換機20-2におけるフロー制御ループをブランチ毎すなわちコネクションの分岐点毎に分割し、かつ分岐点となるスイッチには一時的にデータを蓄積しておくバッファを出力ポート毎に設ける。かかる構成において、ATM交換機20-2は、宛先端末10-5等が接続される複数の下流ブランチからの状態通知セルにいくつか輻輳を指示する通知があっても、その際の上流リンクと下流リンクの差分を上記空きバッファ容量で吸収できる範囲内であれば、輻輳を指示しない情報を上記状態通知セルにより送信元端末10-1方向の上流リンクに通知する。
請求項(抜粋):
複数のパケット交換機が相互に接続された網に、複数の端末を接続し、該端末の内の任意の1つが送信元となり、他の複数の端末が各々宛先となるポイント-マルチポイント(p-mp)コネクションを設定して情報パケットの同報通信を行う際、前記送信元端末が自端末から送出され前記宛先端末で折り返され前記パケット交換機を通じて受信される状態通知パケット中の負荷情報に応じて通信レートを制御するパケット交換網におけるフロー制御方式において、前記(p-mp)コネクションの分岐点に位置するパケット交換機は、前記情報パケットのスイッチングを行うスイッチング手段と、該スイッチング手段の出力ポート毎に設けられ、前記情報パケットを一時的に蓄積するバッファ手段と、下流側リンクから前記状態通知パケットにより通知される負荷情報と前記バッファ手段の空き容量とに応じて上流側リンクに通知する負荷情報を決定する負荷情報決定手段とを具備し、該パケット交換機からその上流リンクに対して前記バッファ手段により吸収し得る通信容量を加味した負荷情報を通知することを特徴とするパケット交換網におけるフロー制御方式。
IPC (4件):
H04L 12/28
, H04L 12/18
, H04L 12/56
, H04Q 3/00
FI (4件):
H04L 11/20 G
, H04Q 3/00
, H04L 11/18
, H04L 11/20 102 C
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