特許
J-GLOBAL ID:200903030938236889

投影型液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-010231
公開番号(公開出願番号):特開平5-066505
出願日: 1988年01月25日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】1つの光源からの光を赤、緑、青の三原色光に分離し、この各色の光を3枚の液晶パネルに入射させて各液晶パネルを透過した赤、緑、青の光を重ね合せたフルカラー画像を投影するものでありながら、前記3枚の液晶パネルを全て同一の液晶パネルとし、しかもスクリーンに投影されるフルカラー画像を、赤、緑、青の各色の強さをバランスさせた品質のよい画像とする。【構成】光源7 からの光をダイクロイックミラー11a,11b により赤、緑、青の光R,G,B に分離し、この各色の光をそれぞれミラー12a,12b,12c,13,14,15で反射させて3枚の液晶パネル3R,3G,3Bに入射させることにより、各液晶パネル3R,3G,3Bに入射する各色の光R,G,B をいずれも同一方向の偏光成分(S偏光成分)が強い光とするとともに、光源7 から各液晶パネル3R,3G,3Bまでの光路長を全てほぼ等しくした。
請求項(抜粋):
1つの光源からの光をダイクロイックミラーにより赤、緑、青の三原色光に分離し、この各色の光を3枚のTN型液晶パネルにそれぞれ入射させるとともに、前記各液晶パネルを透過した赤、緑、青の光をダイクロイックプリズムにより重ね合せてフルカラー画像光をつくり、このフルカラー画像光を投影レンズによりスクリーンに投影する投影型液晶表示装置において、前記3枚のTN型液晶パネルを全て同一の液晶パネルとし、この各液晶パネルのうち第1と第2の液晶パネルを前記ダイクロイックプリズムの両側面に対向させ、第3の液晶パネルを前記ダイクロイックプリズムを介して前記投影レンズに対向させるとともに、前記光源に対向させて、この光源からの光のうち前記三原色の第1の色成分の光を透過させ他の色成分の光を反射させる第1のダイクロイックミラーを配置し、この第1のダイクロイックミラーと前記ダイクロイックプリズムの一側面に対向する第1の液晶パネルとの間に、前記第1のダイクロイックミラーを透過した第1の色成分の光を3枚のミラーにより順次反射させて前記第1の液晶パネルに入射させる光路を形成し、かつこの光路の反対側に、前記第1のダイクロイックミラーで反射された光をこの第1のダイクロイックミラーを透過した第1の色成分の光と平行な方向に反射させるミラーと、このミラーで反射された光のうち前記三原色の第2の色成分の光を透過させ第3の色成分の光を反射させる第2のダイクロイックミラーを設け、この第2のダイクロイックミラーと前記ダイクロイックプリズムの他側面に対向する第2の液晶パネルとの間に、前記第2のダイクロイックミラーを透過した第2の色成分の光を1枚のミラーにより反射させて前記第2の液晶パネルに入射させる光路を形成し、前記第2のダイクロイックミラーと前記ダイクロイックプリズムを介して投影レンズに対向する第2の液晶パネルとの間に、前記第2のダイクロイックミラーで反射された第3の色成分の光を1枚のミラーにより反射させて前記第3の液晶パネルに入射させる光路を形成したことを特徴とする投影型液晶表示装置。
IPC (4件):
G03B 33/12 ,  G02F 1/13 505 ,  H04N 5/74 ,  H04N 9/31
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-070237
  • 特開昭63-106785

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