特許
J-GLOBAL ID:200903030940449377

3パルスPWMインバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-074832
公開番号(公開出願番号):特開平5-284751
出願日: 1992年03月31日
公開日(公表日): 1993年10月29日
要約:
【要約】【目的】インバータの出力電圧に含まれる直流分の検出器を安価なものとし、その検出値を用いて効果的に直流分を消去する。【構成】抵抗611と端子間を検出端子とするコンデンサ612の直列回路からなる直流分検出回路61,62をインバータの出力側の2つの線間であるUV間とVW間に挿入すると、直流分が含まれたときに、回路時定数に基づいて検出端子電圧が上昇する。これを絶縁増幅器63,64で絶縁して直流分消去回路7の調節器71,72を介して周期反転器73,74によって線間電圧に同期した方形波交流に変換し、これをそれぞれU相、W相の絶対値制御信号λに加算し、これら2つの方形波交流を加算してV相の絶対値制御信号λに加算してそれぞれをパルス分配器27Aに入力して相ごとの制御信号103U,103V,103Wを生成してインバータ12に入力する。
請求項(抜粋):
3パルスPWMインバータの出力電圧に含まれる直流分を補償する直流分消去回路(7)を設けた制御装置であって、前記インバータ(12)の出力側の線間電圧(104)に挿入した、抵抗(611)とコンデンサ(612)との直列回路のコンデンサ間電圧を検出値とする直流分検出回路(61,62)、この直流分検出回路(61,62)の出力電圧を入力して前記インバータの出力側から絶縁をとる絶縁増幅器(63,64)、この絶縁増幅器(63,64)の出力信号を入力して前記インバータの出力電圧に含まれる直流分を消去する直流分消去回路(7)を設けてなることを特徴とする3PWMインバータの制御装置。

前のページに戻る