特許
J-GLOBAL ID:200903030947950713

リモートプロシジャコール処理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 春日 讓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-253453
公開番号(公開出願番号):特開平10-105420
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】多重実行要求に対して他のプロシジャ実行側の処理負担を軽減し、キャッシュ内容の保存期間およびキャッシュメモリの大きさを制御する。【解決手段】複数の処理装置2,3,4,5を3層以上の階層構造とし、プロシジャ実行側の処理装置3,4を多重化して分散システムを構成する。リモートプロシジャコール要求メッセージを受信した処理手段5は、リモートプロシジャコール要求メッセージの中に含まれるユーザデータ部の内容に基づいて、多重要求メッセージを検出し、そのうちの1つを選択し、自らの処理を実行し、その実行結果を選択された多重要求メッセージの送信元処理装置3に返すとともに、その実行結果を複製した情報を選択されなかった多重要求メッセージの送信元処理装置4に返す。リモートプロシジャコールを要求された宛先の処理手段の数の情報に基づいて、多重化されたリモートプロシジャコール要求に対するキャッシュ情報を管理する。
請求項(抜粋):
複数の処理手段を3層以上の階層構造とし、プロシジャ実行側の処理手段を多重化し、これらの処理手段を伝送ネットワークにより接続した分散システムにおけるリモートプロシジャコール処理方式において、リモートプロシジャコール要求メッセージを受信した処理手段は、上記リモートプロシジャコール要求メッセージの中に含まれるユーザデータ部の内容に基づいて、多重要求メッセージを検出し、そのうちの1つを選択し、選択された多重要求メッセージを用いて自らの処理を実行し、その実行結果を選択された多重要求メッセージの送信元処理手段に返すとともに、その実行結果を複製した情報を選択されなかった多重要求メッセージの送信元処理手段に返すとともに、上記リモートプロシジャコール要求メッセージの中に含まれるリモートプロシジャコールを要求された宛先の処理手段の数の情報に基づいて、多重化されたリモートプロシジャコール要求に対するキャッシュ情報を管理することを特徴とするリモートプロシジャコール処理方式。

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