特許
J-GLOBAL ID:200903030948698384

懸濁した粒子を分離するための多層圧電共振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-525208
公開番号(公開出願番号):特表平9-503427
出願日: 1994年05月11日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】流体内に懸濁している粒状物質を超音波共振波によって分離し、再利用する。好ましい実施例においては、互いに平行な変換器、懸濁媒体及び鏡を含む多層複合共振器シフト内に超音波共振の場が生成される。熱消散を最小にするように、全システムには共振するが変換器及び鏡自体の固有周波数は励振しないような寸法及び周波数が選択される。一般に、このプロセスは全ての種類の粒子(固相、液相、またはガス状分散相)、特にヒドロゾル(水中の粒子)に、及び哺乳類、バクテリア、及び植物細胞のような生物粒子または集合体の分離に適している。哺乳類細胞生物反応器のための音響フィルタ、または生存不能な細胞に対する生存可能な細胞の選択的保持を含む生物工学に限定された応用が開示される。
請求項(抜粋):
多層複合共振器内に共振超音波音場を印加することによって分散した粒子を液体から分離する装置において、上記音響的に結合された層は、少なくとも圧電変換器、分散媒を含む容器、及び音響鏡によって上記音響波の伝播方向に形成され、上記変換器は特性高オーバートーン準調波複合共振周波数の半値帯域幅の範囲内の高周波数を発生する電力発生器によって駆動され、 上記変換器層の厚み及び相対位置は、上記駆動周波数が、関連する電気的に励振可能な上記変換器の準調波固有周波数-上記固有周波数÷10倍の準調波数の比として定義される下限値と、上記固有周波数+上記固有周波数÷10倍の準調波数の比として定義される上限値との間に限定される何れかの間隔の外側になるように選択されている ことを特徴とする装置。
IPC (2件):
B01J 19/10 ,  C12M 1/00
FI (2件):
B01J 19/10 ,  C12M 1/00 A

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