特許
J-GLOBAL ID:200903030951229018

流動層ガス化炉の排出固形物の分離・循環方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-355793
公開番号(公開出願番号):特開平10-185113
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 流動媒体は粉砕せず、固形カーボンは粉砕して戻すことができる流動層ガス化炉からの排出固形物の分離・循環方法を提供する。【解決手段】 廃棄物aを低温で熱分解ガス化する流動層ガス化炉2の排出固形物を分離・循環する方法において、前記排出固形物が流動媒体hと不燃物iと固形カーボンjから成る混合物であり、該混合物を、まず分級15により10mm以上の大サイズの不燃物iを分離し、次いで磁力選別19により鉄分kを分離し、更に、(A)、分級17により、中サイズ以上の不燃物と固形カーボン(a)と、中サイズ以下の流動媒体と不燃物と固形カーボン(b)に分け、(B)、(a)を粉砕20と分級21により、小サイズ以上の不燃物i(c)と、小サイズ以下の流動媒体hと固形カーボンj(d)に分け、(C)、(c)を回収すると共に、(b)と(d)を流動層ガス化炉に循環することとし、前記中サイズと小サイズは1mm〜10mmの間にある。
請求項(抜粋):
廃棄物を低温で熱分解ガス化する流動層ガス化炉の排出固形物を分離・循環する方法において、前記排出固形物が流動媒体と不燃物と固形カーボンから成る混合物であり、該混合物を、(1)所定サイズ以上の不燃物と、(2)所定サイズ以下の流動媒体と不燃物と固形カーボンと、(3)鉄分とに、分級と粉砕と磁力選別を適宜組み合わせて、流動媒体を粉砕することなく分別し、前記(1)と(3)を系外に取り出すと共に、(2)を該流動層ガス化炉に循環することとし、前記所定サイズを1mm〜10mm間の任意の数値から選択することを特徴とする排出固形物の分離・循環方法。
IPC (4件):
F23C 11/02 311 ,  F23C 11/02 308 ,  B07B 9/00 ,  F23G 5/30 ZAB
FI (4件):
F23C 11/02 311 ,  F23C 11/02 308 ,  B07B 9/00 A ,  F23G 5/30 ZAB L
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭54-043902
  • 特開平4-080512
  • 鉄分含有燃焼物の流動層燃焼設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-336839   出願人:株式会社荏原製作所, 住友セメント株式会社

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