特許
J-GLOBAL ID:200903030951366201

空気調和機の自動試運転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-339487
公開番号(公開出願番号):特開平10-185274
出願日: 1996年12月19日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】端末機や熱源機を交換したり、端末機や熱源機等の異常が生じた場合に、それらの動作確認を行うための試運転を、不必要に無駄な試運転を行うことなく、効率よく的確に行うことができる空気調和機の自動試運転装置を提供する。【解決手段】熱源機1に複数の端末機2を接続した空気調和機において、各端末機2の試運転結果を記憶するRAM20を各端末機機2に設けると共に、全ての端末機2についての試運転結果を記憶するEEPROM24を熱源機1に設ける。通常運転時に異常が生じたとき、それに応じてRAM20やEEPROM24データを試運転結果の不良を示すデータに更新する。RAM20やEEPROM24のデータの初期データは不良を示すデータとする。
請求項(抜粋):
単一の熱源機から供給される熱媒体により暖房又は/及び冷房を行う複数の端末機を前記熱源機に接続してなる空気調和機の試運転モードを設定する試運転指示手段と、該試運転指示手段により最初に試運転モードが設定されたとき、前記熱源機を作動させつつ前記各端末機の所定の試運転を順次行わしめると共に各端末機毎にその試運転結果の良否を示すデータを記憶手段に記憶し、且つ、該最初の試運転後に前記試運転指示手段により試運転モードが設定されたときには、前回の試運転により前記記憶手段に記憶されたデータに基づき、今回の試運転を行うべき端末機を選択して、その選択した端末機について順次試運転を行わしめると共にその試運転結果の良否を示すデータを前記記憶手段に記憶する試運転制御手段とを備えた空気調和機の自動試運転装置において、前記記憶手段を前記各端末機にそれぞれ設けると共に、各端末機の記憶手段には該端末機の試運転が行われていない状態で試運転結果の不良を示すデータがあらかじめ記憶され、前記試運転制御手段は、前記試運転指示手段により試運転モードが設定されたときに、各端末機の記憶手段に記憶されているデータが前回の試運転結果の不良を示すデータとなっている端末機を選択して、その選択した端末機について順次試運転を行うことを特徴とする空気調和機の自動試運転装置。

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