特許
J-GLOBAL ID:200903030954583645

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-068764
公開番号(公開出願番号):特開平6-280981
出願日: 1993年03月26日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機で第1の変速から第2の変速に急激に変化される場合に、中間段が設定されるのを防止してショックを低減する。【構成】 ステップS1〜S4により1-2変速と2-3変速とが連続して発生し、かつ、ステップS5,S7によりタービン回転数が高回転領域にあると判断した場合は、ステップS8によって第1ソレノイドバルブが通常ONとなるところをOFFにして、アプライ圧回路をドレンポートに連通する。このことにより、サーボピストンの締結室内に残存する油圧はドレンポートから排除されることになり、3速状態でリリース圧回路を介して解放室に油圧が供給される際、このリリース圧が解放室に導入されるのをスムーズに行う。従って、解放室内への油圧導入が迅速に行われるため、2-4バンドブレーキが締結されるのを防止し、中間段としての2速が設定されてしまうのを防止する。
請求項(抜粋):
開閉される排圧手段をそれぞれ設けた締結室および解放室を有するアクチュエータによって締結および解放される摩擦要素を備え、第1の変速で前記締結室に油圧を供給してこの摩擦要素を締結し、第1の変速より高速段側となる第2の変速で前記解放室に油圧を供給してこの摩擦要素を解放する自動変速機の変速制御装置において、第1の変速と第2の変速とが連続して生ずる状態を判断する連続変速判定手段と、第1の変速と第2の変速とが連続して発生した時に締結室の排圧手段を一時的に開放状態に設定する摩擦要素締結防止手段と、を設けたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/06
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平2-076968
  • 特開昭63-186055
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-076968
  • 特開昭63-186055

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