特許
J-GLOBAL ID:200903030962053175

ポリビニルアルコール含有有機性廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-115215
公開番号(公開出願番号):特開平9-276890
出願日: 1996年04月15日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 PVA(ポリビニルアルコール)除去性能を高め、安定した生物処理を維持することができるPVA含有有機性廃水の処理方法を提供する。【解決手段】 二段活性汚泥法3、11でポリビニルアルコールと有機物を含有する有機性廃水1を処理する方法において、BOD汚泥負荷0.2kg/kg日以上でポリビニルアルコール以外の有機物を生物処理3した後、固液分離5する第1工程と、第1工程の分離水中13に残留するポリビニルアルコールを、CODcr汚泥負荷0.2kg/kg日以下で生物処理11し、固液分離12を行う第2工程と、第1工程で発生する余剰汚泥の少なくとも一部9を、第2工程の生物処理工程11に返送することとしたものであり、PVAの生物分解工程である第2工程内の活性汚泥量及び曝気槽の活性汚泥濃度を維持することで、安定かつ、効率良く、PVAを生物分解させることができた。
請求項(抜粋):
二段活性汚泥法でポリビニルアルコールと有機物を含有する有機性廃水を処理する方法において、BOD汚泥負荷0.2kg/kg日以上でポリビニルアルコール以外の有機物を生物処理した後、固液分離する第1工程と、第1工程の分離水中に残留するポリビニルアルコールを、COD cr 汚泥負荷0.2kg/kg日以下で生物処理し、固液分離を行う第2工程と、第1工程で発生する余剰汚泥の少なくとも一部を、第2工程の生物処理工程に返送することを特徴とするポリビニルアルコール含有有機性廃水の処理方法。
IPC (2件):
C02F 3/12 ZAB ,  C02F 3/12
FI (2件):
C02F 3/12 ZAB F ,  C02F 3/12 V

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