特許
J-GLOBAL ID:200903030964074510
接地荷重制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-253224
公開番号(公開出願番号):特開平11-091329
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月06日
要約:
【要約】【課題】 通常時の無理な旋回を抑制すると共に障害物等の回避時には一時的に限界を越えた旋回性能を安定して得ることを可能とする。【解決手段】 操舵角、路面状態等からそのままでは所望の旋回が行えない、即ち切り過ぎであると判断した場合に旋回限界を超えないように適切な操舵反力を発生させると共に、障害物等の回避操舵時には、ばね上、ばね下両加速度の一方、或いは両方をアクチュエータが発生する推力によって直接制御してばね上、ばね下両質量の一方、或いは両方の慣性力を発生させてこれの反力を接地面に作用させることにより、操舵輪の接地荷重を一時的に増大させ、タイヤのグリップ力の発生限界を高め、安定に効率良く旋回することが可能となる。このとき、操舵反力の発生のための操舵状態の検出用センサ、判断手段と接地荷重制御のための操舵限界の予測または検出用センサ、判断手段とを共通化することで、構造が簡単になり、部品点数が削減される。
請求項(抜粋):
車体と車軸との間の上下方向相対距離を能動的に変化させるアクチュエータに推力を与えてばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方に加速度を発生させ、該加速度に基づくばね上質量とばね下質量との少なくともいずれか一方の慣性力の反力をタイヤと路面との間に作用する接地荷重に加える接地荷重制御手段と、操舵角を検出する手段と、検出された操舵角が切り過ぎであるか否かを判定する手段と、操舵反力トルクを増大させる手段と、前記切り過ぎ判定手段により切り過ぎであると判定されたら前記操舵反力トルク増大手段によりステアリングの操舵反力トルクを増大させ、かつ操舵反力トルクを増大させても更に切り増していたら前記接地荷重制御手段により各車輪の接地荷重を増大させる制御手段とを有することを特徴とする接地荷重制御装置。
IPC (4件):
B60G 17/015
, B62D 6/00
, B62D115:00
, B62D119:00
FI (2件):
B60G 17/015 B
, B62D 6/00
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