特許
J-GLOBAL ID:200903030964123367

燃料電池及びメタルセパレータの絶縁性被膜除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-028619
公開番号(公開出願番号):特開2001-216978
出願日: 2000年02月07日
公開日(公表日): 2001年08月10日
要約:
【要約】【課題】 メタルセパレータの表面における接触抵抗の増大を防止するようにする。【解決手段】 電極14a,14bは、メタルセパレータ16a,16b側の表面に、複数の硬質粒子18が接着されている。各硬質粒子18は、十分な導電性を有し、耐食性に優れていた粒子であって、一方の側の形状が鋭利な形状を成しており、他方の側の形状が滑らかな形状成しており、鋭利な形状の方がメタルセパレータ側を、滑らかな形状の方が電極側を向くように、それぞれ配置されている。燃料電池が車両に搭載された場合、車体が振動すると、その振動によって、メタルセパレータ16a,16bと電極14a,14bとが矢印B方向に相対的に摺動することになり、これにより、メタルセパレータ16a,16bの凸部と接触している部分の硬質粒子18が、接触するメタルセパレータ16a,16bの凸部の表面を摺って、その表面に形成されている酸化被膜を削り取る。
請求項(抜粋):
平面状の電極と、金属から成り、その表面に凹凸を有し、その凸部で前記電極の表面に接触するメタルセパレータと、を少なくとも積層して構成される燃料電池において、前記電極は、前記メタルセパレータの前記凸部と接触する部分に、前記電極と前記メタルセパレータとが相対的に摺動した場合に前記メタルセパレータの表面に形成された絶縁性被膜を削り取ることが可能な程度の、硬さもしくは形状を備えた削剥部を有することを特徴とする燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 4/86
FI (4件):
H01M 8/02 B ,  H01M 8/02 E ,  H01M 8/02 Z ,  H01M 4/86 M
Fターム (10件):
5H018AA06 ,  5H018DD06 ,  5H018EE05 ,  5H026AA06 ,  5H026BB04 ,  5H026CC03 ,  5H026CC08 ,  5H026CX03 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05

前のページに戻る