特許
J-GLOBAL ID:200903030965201272

無線中継システムにおけるデータダウンロード方式及びデータダウンロード方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 章夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-162780
公開番号(公開出願番号):特開平11-017598
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 親局から複数の下位局に向けてダウンロードデータを送信する際に、上位局から下位局に対して階層単位で送信を行うとダウンロードに時間がかかる。【解決手段】 親局Mはシステム内の全中継局A,B,Cや子局A〜Dに対し一斉にダウンロードデータを送出する。中継局及び子局は受信したダウンロードデータを記憶すると共に受信したダウンロードデータの伝送路による誤りを検出する。親局Mや中継局等の上位局は、中継局や子局等の下位局に対して誤りの確認を行ない、下位局は誤りを検出したときに上位局に対してデータの再送を要求し、これを受けて上位局はデータを再送する。全ての子局に対してダウンロードデータを送信できるため、時間を短縮することが可能となる。また、誤りによるデータの再送に際しても、1階層上の上位局に対してのみであるため、他の下位局や上位局の独立した再送が可能であり、そのための時間も短縮される。さらに、ダウンロードの終了した局のタイムスロットを解放できるため、タイムスロットの有効利用が可能となる。
請求項(抜粋):
ダウンロードデータを時分割多重通信手段により複数の下位局に同時に送信する手段を有する親局と、時分割多重通信手段により上位局と通信する手段を有する子局と、前記親局と子局の間とを中継し、かつ複数の子局と同時に通信する手段を有する中継局を有する無線中継システムにおいて、前記親局には、システム内の全中継局及び子局に対し一斉にダウンロードデータを送出する手段を備え、前記中継局及び子局には受信したダウンロードデータを記憶する手段と、受信したダウンロードデータの伝送路による誤りを検出する手段を備え、前記中継局にはダウンロードデータの受信が終了したときに、自局を上位局制御から自局制御に切り替えて自局より下位にある局に対する伝送路による誤りの確認およびデータの再送を行う手段を備えることを特徴とする無線中継システムにおけるデータダウンロード方式。
IPC (4件):
H04B 7/14 ,  G06F 9/445 ,  H04B 7/24 ,  H04Q 9/00 311
FI (4件):
H04B 7/14 ,  H04B 7/24 A ,  H04Q 9/00 311 H ,  G06F 9/06 420 S

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