特許
J-GLOBAL ID:200903030974534241
ストリーム通信システム及びストリーム転送制御方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149342
公開番号(公開出願番号):特開平11-341063
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】ネットワークやシステムの負荷変動があっても、実時間性を維持すると共に可能な限り品質も維持しつつ動的な送信レート調整が行えるようにする。【解決手段】受信ノード13内のQoS制御部25は、中継ノード12と受信ノード13自身から通知されるデータ受信実績及びデータ処理実績と現在の送信レートをもとに送信ノード11と中継ノード12での実時間転送が可能な送信レートを表すQoSパラメータをそれぞれ算出し、当該パラメータへの設定変更を要求する。送信ノード11と中継ノード12では、送信ノード11に対してQoS制御を一時停止させるメッセージを送出した後、送信許容優先度を段階的に下げながら、且つ同一周期における当該優先度と同一優先度のデータブロックの送信許容ブロック数を段階的に増やしながら、各データブロックを送信または破棄することで、指定された送信レートに到達するように転送データ量を調整する。
請求項(抜粋):
ストリーム転送系の先頭段をなす送信ノード及び最終段をなす受信ノードを含む複数のノードがネットワークを介して接続され、前記送信ノードから前記受信ノードまでの各ノードのストリーム転送装置間で、データ属性単位でデータブロックに分割され、当該データブロック単位で対応するデータ属性を表すデータ属性情報が付加され、且つデータ構造に周期性のある符号化ストリームを転送するストリーム通信システムであって、前記複数のノードのうち少なくとも1つのノードが制御対象ノードとして割り当てられると共に、当該制御対象ノードに対応して当該制御対象ノードの下流の少なくとも1つのノードが監視対象ノードとして割り当てられ、且つ前記複数のノードのうち少なくとも1つのノードが前記少なくとも1つの監視対象ノード及び制御対象ノードに対応して管理ノードとして割り当てられており、前記複数のノードのうち、制御対象ノードの前記ストリーム転送装置は、符号化ストリームを次段のノードに送信または中継する際に、各データブロックに付加されている前記データ属性情報をもとに決定されるデータ優先度を利用して、データブロック送信/破棄の境界を表す送信許容優先度を段階的に下げながら、且つ同一周期における当該優先度と同一優先度のデータブロックの送信許容ブロック数を段階的に増やしながら、各データブロックを送信または破棄することにより、指定された送信レートに到達するように転送データ量を調整するストリームシェーピング処理を行うストリーム変換手段を備え、前記監視対象ノードは、当該ノードにおける負荷状況を、内部状況通知メッセージにより、自身に対する前記管理ノードとして割り当てられたノードに通知する内部状況通知手段を備え、前記管理ノードは、前記監視対象ノードの内部状況通知手段からの内部状況通知メッセージにより通知された負荷状況及び当該監視対象ノードに対応する制御対象ノードにおいて現在設定されている送信レートを表す情報をもとに、当該制御対象ノードでの実時間転送が可能な送信レートを表すパラメータを算出し、その算出結果に応じて当該パラメータをパラメータ設定メッセージにより前記制御対象ノードに通知して当該パラメータの示す送信レートへの設定変更を要求するフィードバック制御を行うフィードバック制御手段を備えていることを特徴とするストリーム通信システム。
IPC (3件):
H04L 12/56
, H04J 3/00
, H04N 7/24
FI (4件):
H04L 11/20 102 A
, H04J 3/00 M
, H04L 11/20 102 E
, H04N 7/13 Z
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