特許
J-GLOBAL ID:200903030978166492
医療用点滴ポンプ、点滴バッグ及びこれらの使用法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-511004
公開番号(公開出願番号):特表平8-508173
出願日: 1992年11月02日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】患者の静脈に医薬治療液を注入するための点滴ポンプ(10)であって、押しつぶし可能の治療液バッグ(18)と膨張可能の駆動流体ブラダー(bladder:空気袋)(68)とが並置されつつ一対の封入部材からなるポンプ容器内にそれらが封入され、ブラダーの膨張につれてブラダーが治療液バッグを押圧する。駆動流体ポンプ(72)が制御可能にブラダーを膨らませ、これによってバッグ(18)内の治療液をバッグから延びる引出しチューブ(20)に押し出し、患者の静脈内へと輸送する。チューブを通る治療液の流速は、駆動流体ポンプの出力を増大あるいは低減して、ブラダーに接続した圧力センサ(80)に応じてブラダー内の圧力を調整することによって制御される。別の方法として、引き出しチューブに沿って設けた閉塞具または抑制具(26)によってチューブの開閉を調整することによって治療液の流速を制御することもできる。
請求項(抜粋):
患者の管組織内に医薬治療液を点滴注入するためのポンプであって、 押しつぶすことのできる点滴液バッグと、 前記点滴液バッグに隣接して並置される、膨張可能のブラダーと、 前記ブラダーを排気する手段と、 前記ブラダーの膨張につれて、ブラダーを前記点滴バッグに対して当接させる手段と、 前記ブラダーの圧力を電子制御して前記点滴バッグを押圧し、中の点滴液を制御可能に流出させる手段と、 前記点滴液バッグと患者とをつなぐ流路としての引出しチューブと、を備える点滴ポンプ。
前のページに戻る