特許
J-GLOBAL ID:200903030979394448

表皮材の端末巻込み方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-092077
公開番号(公開出願番号):特開平11-291356
出願日: 1998年04月03日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 表皮材の端末部分の裏面に保持部材を接着して配設することにより、基体に対する表皮材の巻込み作業の合理化、簡易化および品質の安定化を図る。【解決手段】 圧着成形用金型または真空成形用金型を利用してシート状素材を所要形状の表皮材25に成形しながら基体11の表面12に接着し、かつ該表皮材25の端末部分26を保持部材45の外面に接着することで、表皮材25の成形接着を行なう。そして、保持部材45が接着された前記端末部分26を輪郭端縁部15で基体11の裏側へ折り返し、該保持部材45を該基体11の裏側に密着的に固定させることで端末部分26を巻込み処理する。
請求項(抜粋):
内装部材(10)における基体(11)の表面(12)に、該表面(12)の全体領域よりも適宜大きく設定した表皮材(25)を装着し、前記基体(11)の輪郭端縁部(15)から外方へ延出する端末部分(26)を該基体(11)の裏側へ巻込んで端末処理する表皮材の端末巻込み方法であって、圧着成形用金型(35)における第1金型(37)の装着部(38)に、前記基体(11)とこの基体(11)の輪郭端縁部(15)に隣接して板状の保持部材(45)をセットすると共に、該成形用金型(35)における第2金型(39)の成形部(40)と前記基体(11)との間にシート状素材(24)を位置決めし、この状態で両金型(37,39)を型締めすることにより、前記シート状素材(24)を所要形状の表皮材(25)に成形しながら基体(11)の表面(12)に圧着し、かつ前記端末部分(26)を前記保持部材(45)の外面(47)に圧着することで表皮材(25)の成形圧着を行ない、前記保持部材(45)が接着された端末部分(26)を前記輪郭端縁部(15)で前記基体(11)の裏側へ折り返し、該保持部材(45)を該基体(11)の裏側に密着的に固定させることで該端末部分(26)を巻込み処理するするようにしたことを特徴とする表皮材の端末巻込み方法。
IPC (4件):
B29C 65/48 ,  B60R 13/02 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:58
FI (2件):
B29C 65/48 ,  B60R 13/02 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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