特許
J-GLOBAL ID:200903030988425801

スクロール式流体機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285873
公開番号(公開出願番号):特開平7-119667
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 シール部材のシール性を向上させ、圧縮効率の向上を図る。【構成】 ラップ部3の歯先面に凹溝21を形成し、該凹溝21の底面には嵌合穴21Aを該凹溝21の長さ方向に所要の間隔をもって複数個形成する。そして、該凹溝21内には、熱膨張率の大きい弾性部材からなるシール部材22を挿着し、該シール部材22には該凹溝21の各嵌合穴21A内に嵌合される各突起部22Aを一体形成する。これにより、圧縮運転時には、シール部材22が熱膨張することによって突起部22Aが嵌合穴21A内で拡径するから、シール部材22が相手方の歯底面8Aに摺接した状態で固定され、各圧縮室内を常に気密にシールし続けるようになる。
請求項(抜粋):
鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロールと、該固定スクロールに対向して設けられ、鏡板の歯底面に該固定スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を画成するように渦巻状のラップ部が立設された旋回スクロールとを備え、前記固定スクロールと該旋回スクロールとのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部には、該ラップ部の歯先面に沿って延びる凹溝を形成し、該凹溝内には相手方の歯底面に摺接するシール部材を挿着してなるスクロール式流体機械において、前記凹溝の底部には該凹溝の長さ方向に所要の間隔をもって有底の嵌合穴を形成し、前記シール部材には該嵌合穴に嵌合する突起部を設け、該突起部は熱膨張率の大きい弾性材料によって形成したことを特徴とするスクロール式流体機械。
IPC (2件):
F04C 27/00 321 ,  F04C 18/02 311
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭58-041201
  • 特開平3-253790
  • 特開昭58-041201
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