特許
J-GLOBAL ID:200903030991274253
観察用標本の作製方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-211614
公開番号(公開出願番号):特開2002-022626
出願日: 2000年07月12日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 薄切片試料をスライドガラス上に固定して観察用標本を作成する際、皺やカールが無い良好な観察用標本を作成することができる方法を提供する。【解決手段】 試料ブロック10を正に帯電させた後、キャリアテープ2の下側にセットする。キャリアテープ2を負に帯電してキャリアテープ2に試料ブロック10を吸着させる。試料ブロック10をカッタ23に向けて送り出し、その表層部分を薄切りする。切り出された薄切片試料1は、キャリアテープ2に吸着された状態で、スライドガラス3の上方へ移送される。このスライドガラス3の上面には、予め、50°Cに加温された接着液4が滴下されている。キャリアテープ2を下方に押し下げ、薄切片試料1をスライドガラス3上に移す。次いで、薄切片試料1が載せられたスライドガラス3を、ホットプレート28の上で加温して保持すると、薄切片試料1がスライドガラス3上に固定される。
請求項(抜粋):
包埋材の中に検体が埋め込まれた試料ブロックの表層部分を薄切りし、切り出された薄切片試料を静電気でキャリアテープの下面に吸着して取り出し、スライドガラスの上面に、水または水を主成分とする接着液を塗布し、このスライドガラス上に薄切片試料を密着させて、薄切片試料をキャリアテープからスライドガラス上に移し、このスライドガラスを加温することによって、薄切片試料をスライドガラス上に固定する観察用標本の作製方法において、前記スライドガラス上に前記薄切片試料を密着させる前に、予め前記接着液を30°C以上50°C以下の温度に加温しておくことを特徴とする観察用標本の作製方法。
IPC (4件):
G01N 1/06
, G01N 1/28
, G01N 33/48
, G02B 21/34
FI (5件):
G01N 1/06 F
, G01N 33/48 P
, G02B 21/34
, G01N 1/28 U
, G01N 1/28 J
Fターム (14件):
2G045AA24
, 2G045BA14
, 2G045BB21
, 2G045BB22
, 2G045BB50
, 2G045BB60
, 2G045CB01
, 2G045CB17
, 2G045CB20
, 2G045CB30
, 2G045HA02
, 2G045HA16
, 2G045JA07
, 2H052AE07
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