特許
J-GLOBAL ID:200903031000567084

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289806
公開番号(公開出願番号):特開平8-144802
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】排気通路にリーンNOx触媒を介装すると共に、これより下流側に三元触媒を介装した内燃機関の空燃比制御を最適化すること。【構成】暖機中は通常のオープン制御を行い(P19)、暖気後は基本的にλコントロールを行なうが(図4のP9〜P15)、水温Twが所定温度(75°C)より高い場合には、リーン制御(P17,P18)と、λコントロール(P22〜P29)と、を運転条件に応じて切り換える制御を行なう(P16で判断)。このときのλコントロール(P22〜P29)においては、リーンNOx触媒15のHC吸着作用により、加速初期ほど三元触媒16の入口部の空燃比がリーン化し易いので、加速初期から所定の間は(GR で判断)スライスレベルSLvを大きく設定する(P20〜P23,P26)。これにより、リーンNOx触媒15のHC吸着作用による加速初期の三元触媒16の入口部の空燃比のリーン化が防止され空燃比はストイキに維持されるので、三元触媒16の浄化性能を最大限発揮させることができる。
請求項(抜粋):
機関の排気通路に設けられ、排気中の炭化水素を吸着して排気中の窒素酸化物を希薄空燃比雰囲気下で浄化処理する第1の触媒と、前記第1の触媒の下流側排気通路に設けられ、排気中の炭化水素と一酸化炭素と窒素酸化物とを理論空燃比雰囲気下で浄化処理する第2の触媒と、前記第1の触媒の上流側排気通路に設けられ、排気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、検出された排気空燃比が、理論空燃比になるように機関吸入混合気の空燃比制御量を制御するストイキ制御手段と、機関吸入混合気の空燃比を理論空燃比より希薄化するリーン制御手段と、機関温度を検出する機関温度検出手段と、機関の運転条件を検出する運転条件検出手段と、暖機完了後の所定の機関温度下において、運転条件に基づいて、前記ストイキ制御手段と、前記リーン制御手段と、を選択切り換えするストイキ・リーン制御選択手段と、前記ストイキ・リーン制御選択手段がストイキ制御手段を選択している状態において、機関の加速開始から所定の期間は、前記第2の触媒に流入する排気空燃比が理論空燃比に維持されるように、前記ストイキ制御手段で設定される空燃比制御量をリッチ修正する第1空燃比リッチ修正手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (13件):
F02D 41/04 305 ,  F01N 3/08 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F01N 3/24 ,  F01N 3/28 ZAB ,  F01N 3/28 301 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 41/10 305 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 45/00 312 ,  F02D 45/00 ,  F02D 45/00 364

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