特許
J-GLOBAL ID:200903031004525530

座標入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-195181
公開番号(公開出願番号):特開平5-040570
出願日: 1991年08月05日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】 振動伝達体8を伝わって検出される振動から振動源の座標を得る際、誤差を押さえて正確な座標を算出する。【構成】 振動伝達体8には振動センサ6が伝達体8の周辺に配置されている。この伝達体8を振動ペン3で押さえると振動が伝達体8全体に伝わる。この振動をセンサ6で検出し、ペン3で押さえた時間から検出した時間までの遅延を測定する。この遅延時間からペン3で押さえた位置の座標を算出するが、一旦得た座標から各センサ6までの距離を逆算し、ここで得られた距離と遅延時間から得られた距離とを比較する。もし一致していればその座標をペン3で押した座標として採用し、不一致ならばセンサからの距離に補正を加えて座標を再計算する。
請求項(抜粋):
所定波長の振動を発生する発生手段と、該発生手段で発生した振動を等方的に伝達する伝達手段と、前記伝達手段の振動を検出する複数の検出手段と、前記発生手段による振動の発生から前記検出手段による振動検出までの遅延時間を計測する計測手段と、該計測手段で計測された遅延時間を基に前記発生手段と前記複数の検出手段各々との距離を算出する第1の算出手段と、該算出手段で算出された距離を基に前記発生手段の位置を算出する第2の算出手段と、前記第2の算出手段で算出された位置を基に前記発生手段と前記複数の検出手段各々との距離を算出する第3の算出手段と、前記第1の算出手段で算出された距離と前記第3の算出手段で算出された距離とを比較する比較手段と、該比較手段による比較の結果に応じて前記第1の算出手段で算出された距離を修正する修正手段と、前記修正手段で修正された距離を基に前記発生手段の位置を算出する第4の算出手段と、を備えることを特徴とする座標入力装置。

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