特許

J-GLOBAL ID：200903031006834092

吸収性物品

発明者： 酒井 吉弘 ,  前田 勝司 ,  熊本 吉晃 ,  小田嶋 信吾
出願人/特許権者： 花王株式会社
代理人 (1件)： 羽鳥 修
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-056326
公開番号（公開出願番号）：特開平7-255775
出願日： 1994年03月25日
公開日（公表日）： 1995年10月09日
要約：

【要約】【目的】ランディングテープを設ける必要がなく、安価で且つ着用者の体型にかかわらずに裏面材のどこにでもファスニングテープを止着できる使い易い、使い捨てオムツ等の吸収性物品を提供すること。【構成】 裏面材が、結晶性ポリオレフィンと、該結晶性ポリオレフィンの融点以上の温度では該結晶性ポリオレフィンを溶解するが、該結晶性ポリオレフィンの融点以下の温度では、該結晶性ポリオレフィンに対し相分離を起こす化合物とを溶融混合して、該結晶性ポリオレフィン30〜90重量部と該化合物70〜10重量部とからなる溶液を得、該溶液からシートを形成し次いで該シートを少なくとも一つの方向に延伸して微細孔を形成させてなる多孔性シートからなり、上記結晶性ポリオレフィンが、重量平均分子量Mwの数平均分子量Mnに対する比率がMw/Mn>6.0の関係にあるポリプロピレンである吸収性物品。

請求項（抜粋）：

液透過性の表面材と、防漏性の裏面材と、これら両面材の間に配置された吸収体とからなる吸収性物品において、上記裏面材が、結晶性ポリオレフィンと、該結晶性ポリオレフィンの融点以上の温度では該結晶性ポリオレフィンに対し混和性があり溶解するが、該結晶性ポリオレフィンの融点以下の温度では、該結晶性ポリオレフィンに対し相分離を起こす化合物とを溶融混合することにより、該結晶性ポリオレフィン30〜90重量部と該化合物70〜10重量部とからなる溶液を得、該溶液からシートを形成し次いで該シートを少なくとも一つの方向に延伸することにより微細孔を形成させてなる多孔性シートからなり、上記結晶性ポリオレフィンが、重量平均分子量Mwの数平均分子量Mnに対する比率がMw/Mn>6.0の関係にあるポリプロピレンである、ことを特徴とする吸収性物品。

IPC (5件)：

A61F 13/15 ,  A61F 13/54 ,  A61F 5/44 ,  B32B 5/18 ,  B32B 27/32

FI (3件)：

A61F 13/18 320 ,  A41B 13/02 F ,  A41B 13/02 E

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 特公平5-038011
  
• 特開昭63-205332
  
• 多孔性フイルム又はシート及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-085624   出願人：三菱化成株式会社
• 多孔性シート及びそれを用いた吸収性物品
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-174443   出願人：花王株式会社

審査官引用 (3件)

• 特公平5-038011
  
• 特開昭63-205332
  
• 多孔性フイルム又はシート及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-085624   出願人：三菱化成株式会社