特許
J-GLOBAL ID:200903031014138089

体温測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327567
公開番号(公開出願番号):特開平7-178061
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】赤外線センサパッケージ内面等からの2次輻射の影響を低減した、精度の高い真の鼓膜検温ができる体温測定装置の提供。【構成】赤外線センサ15が少なくとも2つの感温素子を有し、一方の感温素子102には測定対象からの赤外線を入射させ、他方の感温素子103への入射は遮断することで感温素子103をリファレンスとして機能させる。また、赤外線センサ15は凹部を有する金属台座13の底部130に支持されており、金属台座13の熱容量を大きくすることで、赤外線センサ15の表蓋11やパッケージ内面からの2次輻射の影響を低減し、感温素子102、103を測定対象からの赤外線以外においては略同等の環境下におく。
請求項(抜粋):
鼓膜及び/又は鼓膜近傍の外耳道からの赤外線輻射を電気的信号として検出する赤外線センサと、前記赤外線センサからの電気的信号を測定対象温度に変換する変換手段と、前記測定対象温度を表示する表示手段とを有する体温測定装置において、前記赤外線センサは複数個の感温素子を有し、前記複数個の感温素子の内少なくとも2個以上が略同等の材質からなる構造体上に形成され、前記構造体は赤外線を略透過する材質からなる蓋部材によって形成される密閉空間内に支持され、前記蓋部材の前記構造体に対向する面に赤外線遮断部として働く赤外線反射膜が部分的に設けられ、前記感温素子と前記構造体と前記蓋部材とで構成される前記赤外線センサは凹部を有する台座の凹部底部に接合され、前記台座の熱伝導性は前記赤外線センサよりも良く、前記赤外線センサと前記台座とからなる赤外線センサ組立体を外耳道へ挿入するプローブ先端部に備えることを特徴とした体温測定装置。

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