特許
J-GLOBAL ID:200903031020062418

スクラムジェットエンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162952
公開番号(公開出願番号):特開平6-002616
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 圧縮部内の静圧に応じて空気流路のスロート部の断面積を変化させ、チョーク現象の解消を図るようにしたスクラムジェットエンジンを提供する。[構成]14は左右一対の移動ストラットであり、エンジンカウル3の間に固定ストラット5と交互に配置されている。移動ストラット14の形状は固定ストラット5と同一であり、その左右側面は楔形の移動側壁15になっている。移動ストラット14は図示しない側壁駆動装置に駆動され、空気の流れ方向に沿って移動する。側壁駆動装置は図示しない制御装置に接続しており、この制御装置から電力の供給を受ける。エンジンカウル3および固定ストラット5の固定側壁4,6の圧縮部8側の部位には、各々4個ずつの圧力センサ24が取り付けられている。圧力センサ24は圧縮部8の静圧を常時検出し、その情報を電気信号として制御装置に入力する。
請求項(抜粋):
空気の流れ方向に沿うと共に前方および後方に向けて断面積が減少する複数の楔形の側壁により圧縮部と燃焼部とからなる空気流路を区画したスクラムジェットエンジンにおいて、上記複数の側壁を固定側壁と上記固定側壁と交互に配置されて空気の流れ方向に沿って移動する楔形の移動側壁とから構成すると共に、上記移動側壁を駆動する移動側壁駆動装置と、圧縮部内の静圧を検出する圧力センサと、上記圧力センサの検出結果に基づき上記移動側壁駆動装置を制御する制御装置とを具えたことを特徴とするスクラムジェットエンジン。

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