特許
J-GLOBAL ID:200903031020487982

車両用交流発電機の回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-205014
公開番号(公開出願番号):特開平5-207716
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 車両用交流発電機の回転子において、ポールコアの爪部間の磁束の漏洩を防止すると共に界磁コイルの冷却性能を向上させて高出力化を図ること。【構成】 第1の非磁性体リング31はポールコア11,21の爪部12,22の側面及び内側面に接し、略径方向に凹凸形状で界磁コイルの外周を一巡するように形成されている。又、第2の非磁性体リング36は略円環状に形成され、第1の非磁性体リング31と組み合わされることにより永久磁石41が把持される。この永久磁石41は第1の非磁性体リング31との組み合わせによりポールコア11,21の爪部12,22の側面側に隙間Gを有する。これにより、本発明の車両用交流発電機の回転子は界磁コイルから発生する熱をポールコアの外周方向に逃がすことができ、界磁コイルの冷却、更には永久磁石の冷却も促進され、永久磁石による出力向上効果を確実なものとすることができる。
請求項(抜粋):
外周に互いに噛み合う複数の爪部を有し、回転軸に対向配置される一対のランデル型ポールコアと、対向配置された前記一対のポールコアの内部に配置される界磁コイルと、対向配置された前記一対のポールコアの隣合う爪部の側面間に配置されると共に、前記隣合う爪部間の漏洩磁束を防ぐ向きに着磁された永久磁石とを備え、前記爪部の側面と対向する前記永久磁石の側面との間には空間が形成されていることを特徴とする車両用交流発電機の回転子。
IPC (2件):
H02K 21/04 ,  H02K 19/22

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