特許
J-GLOBAL ID:200903031031014679
ディジタル保護継電装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218711
公開番号(公開出願番号):特開平11-069608
出願日: 1997年08月13日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 主保護要素の機能と後備保護要素の機能とを単一のディジタル信号処理装置に収納するに当たり、電流入力又は電圧入力のいずれかの不良原因で事故区間判別リレー及び事故検出リレーの両方がトリップ指令を出力する事態を防ぐディジタル保護継電装置を提供する。【解決手段】 保護区間の各端電圧データ及び電流データに基づいて電流作動継電要素及び距離継電要素を単一のディジタル信号処理装置に収納すると共に、これら二つの要素を構成する事故区間判別リレー及び事故検出リレーがそれぞれ出力するトリップ指令の論理積信号によって事故区間を除去するように遮断器に対するトリップ指令を出力するに当たり、事故区間判別リレー及び事故検出リレーのいずれか一方を電流要素によって構成し、いずれか他方を電圧要素によって構成したことを特徴としている。
請求項(抜粋):
保護区間の各端から系統の電圧データ及び電流データを取込んでディジタルデータに変換し、変換された二つのデータのうち少なくとも電流データを各端子間で授受して保護演算を行ってトリップ指令を出力する電流作動継電要素と、変換された電圧データ及び電流データに基づいて事故点を検出し、時限をおいてトリップ指令を出力する距離継電要素とを単一のディジタル信号処理装置に収納すると共に、前記電流作動継電要素及び距離継電要素をそれぞれ構成する事故区間判別リレーどうしを機能的にまとめて得られるトリップ指令と事故検出リレーどうしを機能的にまとめて得られるトリップ指令との論理積信号によって事故区間を除去するように遮断器に対するトリップ指令を出力するディジタル保護継電装置において、前記事故区間判別リレー及び事故検出リレーのいずれか一方を電流要素によって構成し、いずれか他方を電圧要素によって構成したことを特徴とするディジタル保護継電装置。
IPC (3件):
H02H 3/38
, G01R 31/08
, H02H 3/40
FI (3件):
H02H 3/38 D
, G01R 31/08
, H02H 3/40 D
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