特許

J-GLOBAL ID：200903031031961368

WADGPS地上システム

発明者： 野本 弘平
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社
代理人 (1件)： 宮田 金雄 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-323977
公開番号（公開出願番号）：特開平10-160816
出願日： 1996年12月04日
公開日（公表日）： 1998年06月19日
要約：

【要約】【課題】 各監視局から各衛星への方位ベクトルを観測するための測角センサを用意しなければならないという課題、および、未知数の数が方程式の数よりも多い場合の推定値は、未知数の数が方程式の数以下の場合のものとは一致しないという課題があった。【解決手段】 各監視局位置記憶装置の出力と各衛星放送位置計算器の出力とを入力とする各監視局対各衛星放送方位計算器を設け、その出力を観測方程式構成器の入力とするとともに、状態推定器を用いて誤差要因推定部を構成した。

請求項（抜粋）：

監視局と統制局とから成るWADGPS(Wide Area Differential Global Positioning System)地上システムにおいて、衛星の電波を受信してその情報を出力する受信器、時刻を出力する時計および、前記情報と前記時刻とを入力して疑似距離を出力する疑似距離計算器とにより監視局を構成し、各監視局の位置を出力する各監視局位置記憶器、各衛星放送位置を計算して出力する各衛星放送位置計算器、前記各監視局の位置と前記各衛星放送位置を入力して各監視局対各衛星放送方位を計算して出力する各監視局対各衛星放送方位計算器、前記各監視局対各衛星放送方位と前記各監視局の位置と前記各衛星放送位置と前記疑似距離とを入力し観測方程式を構成して出力する観測方程式構成器および、前記観測方程式を入力し、GPSの誤差要因を推定して出力する誤差要因推定部とにより、統制局を構成したことを特徴とするWADGPS地上システム。