特許
J-GLOBAL ID:200903031033330926

ディスクアレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今村 辰夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-117414
公開番号(公開出願番号):特開平9-305328
出願日: 1996年05月13日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 本発明はディスクアレイ装置に関し、リードパリティチェックで整合性に矛盾が有った場合でも、正しいホストデータを再構築し、ホストに対し常に正しいデータが転送できるようにする。【解決手段】RAIDレベル3の装置で、CRC付加処理部11がホストデータにCRCを付加しディスクアレイコントローラ4がそのデータを分割し、分割データからパリティを作成しディスク装置6-1〜6-nへ格納する。リード時はパリティ処理部19がリードパリティチェックを行い整合性に矛盾が有る場合、ディスクアレイコントローラ4では、データ用ディスク装置を1つずつ順番に誤ったデータが格納されているものと仮定し、前記ディスク装置を除く他のディスク装置の分割データ及びパリティよりホストデータを再構築しそのホストデータに対しCRCチェックを行い、整合性がとれれば正しいホストデータとする。
請求項(抜粋):
複数のディスク装置と、前記各ディスク装置を並列的に動作させることでデータの書き込み/読み出し制御を行うディスクアレイ制御装置を備え、前記ディスクアレイ制御装置により入力したホストデータを分割し、その分割データからパリティデータを作成して、前記分割データを複数のデータ用ディスク装置に書き込むと共に、前記パリティデータを1つのパリティ用ディスク装置に書き込むRAIDレベル3のディスクアレイ装置において、前記ディスクアレイ制御装置は、前記ホストデータに巡回冗長検査情報(CRC情報)を付加し、この巡回冗長検査情報付きホストデータを分割し、この分割データからパリティデータを作成して前記各ディスク装置への書き込み制御を行うデータ書き込み制御手段と、前記ディスク装置から読み出した分割データからパリティデータを作成し、このパリティデータを前記パリティ用ディスク装置から読み出したパリティデータと比較してパリティチェックを行うパリティチェック手段と、前記パリティチェック手段によるパリティチェックで整合性に矛盾が有る場合、前記複数のデータ用ディスク装置及びパリティ用ディスク装置を1つずつ順番に誤ったデータが格納されているものと仮定し、この仮定の元で前記誤ったデータが格納されているものと仮定したディスク装置を除く他のディスク装置のデータよりホストデータを順次再構築するホストデータ再構築手段と、前記ホストデータ再構築手段で再構築したホストデータに対して巡回冗長検査情報チェックを行って整合性がとれなかった場合、前記ホストデータ再構築手段で、誤ったデータが格納されていると仮定したディスク装置を別のディスク装置と仮定し、再びこの仮定の元で再構築されたホストデータに対し巡回冗長検査情報チェックを行う処理を、整合性がとれるまで繰り返して行い、整合性がとれた場合、そのホストデータを正しいホストデータとする巡回冗長検査情報チェック手段を備えていることを特徴としたディスクアレイ装置。
IPC (2件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 3/06 305
FI (2件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 3/06 305 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特表平5-505264
  • 特開昭60-229149
  • 特開昭55-041528
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