特許
J-GLOBAL ID:200903031041787331

免疫調節物質としての4-置換β-カルボリン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-509821
公開番号(公開出願番号):特表2000-516231
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】本発明はCa2+流入およびインターロイキン-2(IL-2)産生を阻害する4-置換β-カルボリンおよびβ-カルボリンアナログに関する。本発明の4-置換βカルボリンおよびβ-カルボリンアナログは式(I)によって表される:(式中、Q、n、R、R'、R"およびR1〜R4は本明細書で定義されている通りである。本発明はまたβ-カルボリンの製造方法に関する。その選択的免疫調節特性のために、本発明の化合物および医薬組成物は自己免疫疾患、炎症性疾患、臓器移植拒絶およびIL-2媒介免疫応答に関連する他の疾患を含む免疫異常の予防および治療に特に適している。
請求項(抜粋):
以下の式(I)の化合物: (式中、 QはN-R2、OまたはSからなる群より選ばれ; nは0、1、2、3および4からなる群より選ばれる整数であり; RはCOR4、CO2R4、C3〜C8シクロアルキル、C1〜C6分枝または非分枝ア ルキル、C2〜C6分枝または非分枝アルケニル、C2〜C6分枝または非分枝ア ルキニル、C1〜C6分枝または非分枝アルコキシ、ハロゲン、NR3R4、独立に 選ばれる1以上のR1で置換されていてもよいフェニル、独立して選ばれる1 以上のR1により置換されていてもよいベンジル、独立して選ばれる1以上の R1により置換されていてもよいナフチル、および独立して選ばれる1以上の R1により置換されていてもよい複素環からなる群より選ばれ; R'およびR"はH、ハロおよびC1〜C3アルキルからなる群より独立して選 ばれ; 各R1は、存在する場合は、OH、ニトロ、NR3R4、COR4、CO2R4、シアノ、ハ ロ、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8シクロアルケニル、C1〜C6分枝また は非分枝アルキル、C2〜C6分枝または非分枝アルケニル、C2〜C6分枝また は非分枝アルキニル、C1〜C6分枝または非分枝アルコキシ、からなる群より 独立に選ばれ、前記シクロアルキル、シクロアルケニル、アルキル、アルケニ ル、アルキニルまたはアルコキシはOH、NR3R4、COR4、CO2R4、シアノおよびハ ロ からなる群より独立に選ばれる1〜3個の(同一または異なる)置換基で置換 されていてもよく; R2はH、アミノ保護基、C1〜C6分枝または非分枝アルキル、C2〜C6分 枝または非分枝アルケニル、C2〜C6分枝または非分枝アルキニルおよびベン ジルからなる群より選ばれ; 各R3はH、C1〜C6分枝または非分枝アルキル;C2〜C6分枝または非分 枝アルケニル、C2〜C6分枝または非分枝アルキニル、C1〜C6分枝または非 分枝アルコキシ、フェニルおよびベンジルからなる群より独立に選ばれ;およ び、 各R4はH、フェニルおよびフェニルで置換されていてもよいC1〜C6分枝 および非分枝アルキルである。 但し、Rはピリジニルメチル、1-メチル-イミダゾリル-2-イル-メチル、 未置換フェニル、ヒドロキシメチル、アミノ、アリルオキシルおよびトリメチ ルシラニルを除く。)
IPC (7件):
C07D471/04 103 ,  A61K 31/4355 ,  A61K 31/4365 ,  A61K 31/437 ,  A61P 37/02 ,  C07D491/048 ,  C07D495/04 105
FI (7件):
C07D471/04 103 A ,  A61K 31/4355 ,  A61K 31/4365 ,  A61K 31/437 ,  A61P 37/02 ,  C07D491/048 ,  C07D495/04 105 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-089678
  • 特表平6-501956
引用文献:
審査官引用 (9件)
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