特許
J-GLOBAL ID:200903031042284090

RF放電励起による超音波及び亜音波レーザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 阿佐子
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513615
公開番号(公開出願番号):特表2002-502548
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】音波または超音波/亜音波移行気体流の区域における無線周波数(RF)放電励起を利用した気体レーザが開示される。レーザは各種の気体及び気体の混合物を活性媒体として用い、RF放電励起を利用する前に気体状媒体のRFまたはUVプレイオン化を行う。気体はレシーバ(3a)内に供給され、その下流側に活性気体状流を高い亜音速または超音速に加速して、活性気体媒体の集中的な動力学的冷却を行う超音波ノズル(1)が配置されている。気体はRF放電励起によって、超音波ノズルの臨界区域(1b)またはそれより下流側で励起される。RF放電及び励起は、ノズルの超音波区域内に配置された光学的な共振器領域(23)内でも発生可能である。本発明は高品質の出力ビームで、2.03mkmから10.6mkmの波長を有し、コンパクト、効率的且つ超強力で、連続的または疑似連続的なパルスレーザシステムを提供する。本発明のレーザ装置は、科学、商業、成層空間及び自由空間での用途に適用できる。
請求項(抜粋):
無線周波数(RF)放電レーザであって、 (a)入口冷却部と流通連通した入口レシーバ、 (b)前記入口冷却部を介して前記入口レシーバに入り、前記レーザを縦方向に通過する気体媒体、 (c)前記入口冷却部と流通連通し、その下流側に位置したプレイオン化体、 (d)前記入口レシーバと流通連通し、その下流側に位置した超音波ノズル、 (e)前記通過する気体媒体の両側にそれぞれ配置され、前記入口レシーバと流通連通し且つその下流側に位置した第1及び第2のRF電極、 (f)前記第1及び第2のRF電極を前記気体媒体から絶縁する第1及び第2の誘電体板、 (g)前記超音波ノズル内の光学的共振器、 (h)前記超音波ノズルと流通連通し、その下流側に位置したディフューザ、 (i)前記ディフューザと流通連通し、その下流側に位置した出口レシーバ、及び (j)前記光学的共振器を透過するレーザビーム、を備えたレーザ。

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